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声優の櫻井孝宏さんを心から愛する彩香とれんの萌え満載のBL創作小説ブログです♪
現在、れんによる『華藤えれなさんのBL小説スレイヴァーズ』シリーズの二次創作SS☆
彩香による『日高ショーコさんのBLコミック憂鬱な朝』18禁二次創作SS連載中♪二次創作は、基本一話読みきりです。

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彩香

Author:彩香

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昼は社会人、夜はハードなBL星人です。
無理矢理が大好物なドS属性。
濃ゆくて切ないボーイズラブ小説が書きたいの。
最近は、萌え作品の二次創作をちょこちょこUPしています。

Author: れん



華藤えれな先生のBL小説「スレイヴァーズシリーズ」の二次創作担当です。
甘い柊一さまと冴木をお楽しみくださいませ。

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『小悪魔の右手』スレイヴァーズ二次創作 by れん

久しぶりに実家に戻ってゆっくりした夜に知らされた新事実。
「へぇ〜、兄さん知らなかったんだ」

うっかりばらしちゃったから、冴木に嫌な顔されるかも。
・・・と、肩をすくめて桔梗は笑っていた。

「まさか、あいつは、そんなこと気にしないよ」
なにげないそぶりでそう言ったが、
実は、一番気にしているのは、僕だった。

毎日一緒にいても、こんな日常的なささやかなことを知らなかったなんて。
しかも、桔梗が知っていたなんて。

・・・許せない。
独占欲の強い自分に、苦笑いしていた。



続きを読む »

テーマ : 二次創作(BL) - ジャンル : 小説・文学

『イングリッシュ・ラプソディー』(R18) 第九回 by 彩香

前回までのお話はコチラからどうぞてろてろはぁと05第一回第二回第三回第四回第五回第六回第七回、第八回

「よし。俺の目を見たまま、自分のシャツのボタンをはずせ」
高遠が俺の目を見つめたまま、無表情に言った。
「はあっ?」

何でお前に命令されて服を脱がにゃぁならんのだ。
俺はむかっときた。
それがもろに表情に出たらしい。高遠はさらに命令口調を強める。

「さっさとしろ。俺は気が短いんだ。今から10数えるうちに……」
「わかったよ」

別に男の前で上半身裸になったって、どうってことはない。
おまけに、すでにこいつにはもっと大事なトコロを見られているはずだし……。

俺は自分を無理やり納得させながら、覚悟を決めて、シャツのボタンを上からいっきにはずした。

「開いて見せろ」
「へ?」
「何度も言わせるな。シャツを開いて見せろと言ってるんだ」
「へいへい」

俺は渋々、シャツの前を全開にした。そのままベッドに仰向けに横たわっている俺を、高遠は満足げな表情でしげしげと見下ろす。

「綺麗な乳首だな。お前遊んでないだろ」
「はあぁっ?」
今度こそ俺は、びっくりして大声を上げた。
遊ぶもなにも、女じゃあるまいし、こんなトコで遊ぶ趣味はないから……。
俺がそう抗議する前に、高遠が言った。

「そこを自分で弄ってみろ。いつもやっているように」
「いつもって、お前……ふざけるのもたいがいにしろ!」

俺が思わずがばっとベッドに上半身を起こすと、高遠は冷たく言い放った。
「もうやめるのか? 俺は別にかまわないが。日本に戻ったら、酔ったはずみでお前に乱暴されました、って職場で言いふらしてやるだけだ」

こいつ、最低怒る


☆第10回につづく☆



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オリジナル『イングリッシュ・ラプソディー』第九回です。
え、何それ?って感じですよね。。。
すっごい久しぶりの更新です、滝汗。
自分でも細かい設定を忘れかかっていたくらいだから(オイ)、きっと誰もこんな話を連載中だったなんて、覚えていないでしょうね・・・い
少なくとも高遠は、こんなエロオヤジ設定ではなかったはず・・・(苦笑)

れんタン、気まぐれな私を許して。。。

またぼちぼち連載開始しますので、どうぞおつきあいくださいませ。 by 彩香

テーマ : 自作BL小説 - ジャンル : 小説・文学

『永遠の朝』(二次創作『憂鬱な朝』より・R18) by 彩香

CP:彰人(子爵家の跡取り息子、17歳)×桂木(美貌の家令、29歳)
キーワード:身分違いの恋。年の差。

受けの桂木は、タカピロハートのアダルティーヴォイスで脳内再生Pleaseです(笑)

僕はずっと自分の気持ちに気づかないふりをしていただけだ――。

僕はほかにどうすれば良かったんだ?
取引という手段で、お前を永遠に縛り付けるほかに。

それと引き換えに、永遠にお前の愛を失ったとしても――。


「桂木――」
乱れたシーツの上に横たわるほっそりした背中に呼びかける。
規則的な寝息が聞こえてくる。
彰人は身をかがめ、ぐっすり眠っている桂木のなめらかな白い肩にそっと口づけた。

軽く身じろぎ、桂木が目を覚ます。
「彰人さま――」
ぼんやりした黒い瞳がたちまち焦点を結び、きついまなざしで彰人をにらみあげる。

「何を考えていらっしゃるのですか? あなたという人は」
桂木の声は氷のように冷たかった。
「何も。昨夜、言ったとおりだ。僕はただお前とずっと一緒にいたいだけだ」
「だからあなたはあさはかだと言うのです。あんなことをして、私があなたのものになるとお思いですか? それなりに築いてきた信頼関係を台無しにしただけです」
「わかってるさ」

そんなこと今さら言われるまでもない。
お前は一度だって僕のことなど見たことがないじゃないか。
何を考えているかわからないガラスのように冷たい目でいつも僕を見下ろしていた。
だから僕は決意した。
お前の心を諦める代わりに、取引で永遠に僕に縛りつけると。

僕は無言で桂木にのしかかり、そのほっそりした肢体をふたたびベッドに沈めた。
「な……に」
彼の唇を塞ぎ、強引に舌でこじ開け深く差し入れる。舌を絡め激しく吸い上げると、桂木は苦しげにうめいた。
「は…なせ……」

無駄だとわかっているくせに、僕の肩を両手で押し返そうとする桂木の強情さに苛立ちながら、僕は彼の下腹部を跨ぎ、ますます力をこめて彼をベッドに抑えつけた。服は脱がす必要がない。昨夜、僕が無理やり引き裂いた彼のシャツとスラックスは、ベッドの下に散らばったままだ。
なおも必死に抵抗しようとする桂木のむき出しの胸を、僕は飢えた犬のように舐めまわした。

「あ……っ」
桂木の美しい唇から色っぽい声が漏れる。昨夜さんざん堪能した甘い喘ぎが脳裏に蘇り、僕の下肢はたちまち硬く張り詰める。その硬さと熱さを見せつけるように、桂木のまだ柔らかい下肢に激しく押しつけた。信じられないというような目で僕を見上げる桂木に、思わず苦笑が漏れる。

「そうだよ、桂木。僕はこんなにお前が欲しいんだ――。いくら抱いても足りない。どれほど激しく抱いてもお前は僕のものにはならない――朝になれば、また冷たいお前に戻ってしまう」
「あなたは、馬鹿です」
桂木が鼻先で笑った。
「ああ、馬鹿だ。でも、お前は僕に逆らえない。これは命令だ」
「……」

僕は無言の桂木の髪をつかみ、シーツに押さえつけると、ふたたびその唇を奪った。舌で無理に歯列をこじ開け、舌を絡めて吸い上げる。どちらのものともつかない唾液が糸を引いて二人の顎を濡らす。
「あっ、いやっ……」
小さな胸の尖りをきつくつまんでやると、桂木が甘い声で啼いた。
ここが弱点なのは、もうわかっている。親指と人差し指で擦ってやると、たちまち先端が赤く色づき、硬くなる。

「あ、あっ……」
日ごろクールな桂木が乱れる声は、たまらなく官能的だ。僕に聞かせまいとして、必死にこらえる姿にそそられる。
「ひゃっ」
尖った乳首に吸いつき、舌で激しく擦ってやると、桂木の背がびくりとしなる。真っ赤な顔をして目を潤ませる姿に、僕はあやうくイキそうになる。

「桂木……」

お前が好きだ。
どうしようもないくらいに。

言葉にならない想いをぶつけるように、彼の細い体を抱きしめる。
その体がかすかに震えているのを感じ、僕の中で抑えていた何かが弾けた。

桂木の両脚を押し開き、秘部をさらけ出す。彼の体に一瞬力がこもるが、抵抗させる間もなく、僕は熱くなったペニスを強引にねじ込んだ。
「痛っ」
昨夜さんざん蹂躙したというのに、桂木のそこはまるで処女のように僕を拒もうと締め付ける。
「い、痛い……彰人さまっ。やめ……お願……」

目じりに涙をにじませ、やめてと弱々しく懇願する桂木の声を聴きながら、僕はほの暗い満足感を覚えていた。

高貴なシャム猫のようにつんと取り澄まし、いつも僕を平然と見下ろしていたお前。
一度でいい。
その美しい顔を僕の欲望で穢し、苦痛にゆがませてみたかった。

桂木。
僕はついにお前を手に入れた――。

ウッドストックThe END


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最近読んだBLコミックの高貴なシャム猫のような受けちゃんにどっぽりハマリました。
寝ても覚めても彼の喘ぐ美しい顔が浮かんで離れません。。。
どうしても彼をもっと喘がせたくて(オイ)書いてみました。
桂木@タカピロで脳内再生していました。
「えろ」控え目(?)ですが、少しでもお楽しみいただけましたら、嬉しいです。ハート By 彩香

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テーマ : 二次創作(BL) - ジャンル : 小説・文学

「スレイヴァーズ・ウルフ」(『スレイヴァーズ』二次創作) by 彩香

「何をやってるんだ、俺は……」

 ダブル・ベッドで目を覚ました冴木は頭を抱えた。
乱れたシーツ。ベッド脇のブルーのカーペットの上に脱ぎ散らかしたスーツ類。透けた白いレースのカーテンからまぶしい朝の日差しがブルーのカーペットにこぼれている。

胸にどっと激しい自己嫌悪が押し寄せる。とどめは、隣りで彫像のように横たわる美しい青年。もとい柊一さまの姿。ただでさえ顔色がいいとは言えない白皙の美貌が、蝋のように真っ白なのが痛々しい。血の気を失った唇に張りついた前髪を、冴木はそっとかき上げ耳にかけてやる。

柊一さまは、耳の形まで可憐だ。その美しい輪郭をつっと指先でたどりながら、いまさらながらに感心する。だが、柊一のやわらかい頬に残る涙の跡を見て、ふたたび激しい自己嫌悪に陥った。

柊一さまをまた泣かせてしまった――。

まったく昨夜の俺はどうかしていた。あれでは、まるで飢えた獣ではないか。マンションに帰宅した柊一さまを無理やりベッドに引き倒し、有無を言わせず犯すなんて。

冴木の口から大きなため息がこぼれる。

いや、あれは全部山脇のせいだ。何年も音信不通だったくせに、昨日の夕方いきなり電話をかけてきて、柊一さまをホテルまで迎えに来いだと。ふざけるな。

収まりかけていた山脇への怒りがまたふつふつと湧いてくる。それだけならまだしも、怒りの矛先が危うく隣りで死んだように眠っている柊一へと向かいそうになり、冴木は頭を振る。
これではまた昨夜の凶行の二の舞いだ。冴木はベッドから立ち上がり、窓際に近づくと勢いよくカーテンを開けた。

 背後で柊一がかすかに身じろぎし、目を覚ます気配がした。気まずさを押し隠し、冴木は覚悟を決めて振り向いた。

「柊一さま」
「冴木……」
 惜しげもなく素肌をさらした柊一が、呆然と自分を見上げている。その白い胸元に散る赤い花びらのような跡が嫌でも目につく。

昨夜の激情の名残――。
俺に内緒で山脇の誘いに応じていた柊一さまへの怒りが止まらなくなり――。

何食わぬ顔でマンションに帰宅した柊一を玄関先で待ち伏せるようにして、つかみかかり、問答無用で寝室へ引きずりこんだ。怯えた目で俺を見上げ、美しい顔をゆがめる柊一さまを見たとたん、俺の中の何かが壊れた――。目の前がかっと赤く染まり、頭に血が上り、突き抜けるような衝動のままに柊一さまの華奢な体をベッドに押し倒していた。

あとは獣のような本能のままに――。

 冴木は硬く目を閉じた。

「申し訳ございません、柊一さま。昨夜の俺は――」
「何も言うな」
 思いがけず強い口調にはっとする。

「柊一さま――」
「もう何も言わなくていい、冴木。何も聞きたくないから」

柊一の美しい目にみるみる透明な涙が盛り上がり、つうっと頬を伝った。ぽたりとブルーのカーペットに落ちて、染みになる。うつむいて小刻みに肩を震わせる柊一の姿を見て、冴木は心をかき乱された。たまらなくなって床に跪き、正面から柊一を抱きしめる。

「どうかお許しください。昨夜の俺は、どうかしていました。あなたが俺に断りもなく、山脇とホテルで会っていたなどと、突然あいつに電話で告げられて、正気を失っていました」
「お前は山脇の言葉を信じたんだ。僕ではなく」
 凛とした柊一の声が、冴木の胸を鋭利なナイフのようにぐさりと貫く。

「で、どうだった? 山脇が正しかったのか?」
 無言で唇をかみ締めている冴木の頭上から、容赦なく言葉が浴びせられる。

「いいえ――。昨日、あなたとあいつの間には何もありませんでした。ですが……」
 冴木はさっと顔を上げた。柊一と正面から視線を合わせて、訴える。

「お願いです。どうかもう二度とあいつとは、ふたりきりでお会いにならないでください。危険すぎます。あいつはいまだにあなたを狙っています。隙あらば、不埒なまねをしようと伺っているんだ」
 くすり、と柊一が笑った。

「お前のように?」
 白い胸に転々と赤い花びらを散らし、どこか誇らしげに嫣然と微笑む柊一に冴木は絶句する。

「お前は山脇先輩のことを危険だと言うけど、どう違うんだ? 僕から会社も誇りも何もかも奪い、思い通りにしているお前と?」

 そのとおりだ――。
 柊一さまにとって、俺と山脇は同じ。
 柊一さまの意思に関係なく、その美しい体を支配し、思うままに貪りたいという汚らわしい欲望を抱いている点では俺たちは同類だ。いや、むしろこうして現実に、家族の生活の保障と引き換えに柊一さまを縛りつけ、好きなだけ蹂躙している自分の方が彼にとってはどれほど危険か。

だけど――。

 冴木は、錐で突かれるような鋭い胸の痛みを覚えながら、心の中で必死に叫ぶ。

柊一さま、俺はあなたをこんなにも愛しているのです。
あなたのためになら、手足を失ってもいい。
死ねとおっしゃるなら、今すぐ従います。
こんな命でいいのなら、喜んであなたに差し上げる覚悟です。

ですから、どうか柊一さま。
俺の愛を信じてください。
ひねくれていて理解しがたいかもしれませんが。

「どうした、冴木。何も言わないのか?」
 柊一の声にはっとする。

「お前はいつも言葉が足りない――。言葉にしてくれなければ、僕にはわからない」
 柊一の美しく澄んだ目に涙が盛り上がる。
「どうか教えてほしい。お前がいつも僕に向ける切なげな目で、何を訴えているのか。そんな目で見つめられると、僕は混乱する。どうしていいか――」
 堰を切ったように言葉があふれだす柊一の唇を、冴木は唇で塞いだ。

「もう何もおっしゃらないでください、柊一さま。俺が悪かったんです。何もかも――」
 冴木はにっこり微笑んだ。

「愛しています、柊一さま」
 震える華奢な肩に両腕を回し、正面から抱きすくめる。

「どうか俺だけのものになってください。こんな俺でよければ、何もかも差し上げますから」
 
 柊一がかすかにうなずくのを見て、冴木はこらえきれずに彼をベッドにもう一度押し倒した。柊一の目に浮かぶ蟲惑的な色に誘われるように、昨夜からさんざん耽溺した甘い体にふたたび溺れていった。

☆The End☆




こんにちは。彩香です。大変ご無沙汰しております。最後に小説をUPしたのは、去年の春?(オイ)
相方のれんさんに更新おまかせして、すっかり頼りきりのヘタレです。。。汗
お仕事が一段落ついた・・・わけでもないのですが(笑)、れんさんのステキSSに触発されて、久々に頑張ってみました。
『スレイヴァーズ』本編でふたりも幸せになったことですし、ここはひとつ甘あまハートで…と思ったのですが、根が鬼畜なのか(オイ)少々痛い感じに仕上がってしまいました苦笑い
山脇がアメリカから帰国して、ふたたび柊一さまにアプローチを仕掛けてきた。。。そんな時期のお話です。

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「3月の台風」(『スレイヴァーズ』シリーズ二次創作)by れん

「おい、冴木、何をするんだ・・・やめ・・・あ・・・」
「おかえりなさい、柊一さま。
彼とは、存分に楽しまれたのでしょう?
さぁ、今度は私と、恋人同士の時間を楽しんでください」

そういうと、かみつくような口づけを与えながら、ベッドへと
その身を沈めていった。



すべての始まりは、先月。
そう。
柊一が早瀬から逆チョコをもらったところから始まった。
そして、時は3月。

「ねぇ、冴木。やっぱり早瀬さんをご招待するなら、和食がいいかな?」
「・・・何の話ですか、柊一さま?」
「ああ、ごめん。ホワイトデーなんだけど・・・どう思う?」

ホワイトデー。
早瀬を誘うつもりらしい。

「・・・はあ・・・」
別に、わざわざお返しなんて、しなくてもいいのではないか?

「早瀬さんのイメージは和食なんだけど、冴木はどう思う?」
和食のイメージ・・・蕎麦でもうどんでも、食ってりゃいいのに。

「あ・・・、でも、和食ってありきたりすぎるかな」
なんでもうまいうまいと食べるらしいから、いいんじゃないかな・・・どうでも。

「あまり堅苦しくないフレンチというのもいいかな?」
堅苦しくても、かまわないだろうに、早瀬なら。

「冴木、どう思う?いい店知らないか?」
そんな店知っていたら、あなたを誘ってますよ。

「やっぱりこういうことって、女の子の方が詳しいだろうな・・・。
明日、うちの課の若い子に聴いてみようかな」

ええええええ!

なんとなく答えたくなくてはぐらかしていたが、ここまでくると、黙っていられない。

「柊一さま、ちょっと待ってください。
パソコンで検索してみましょう」

若い女の子と、グルメな話題なんて、絶対許せない。
もう、この人は・・・人の気も知らないで。
勘弁して欲しい。

こうして、なんとか店が決まると、次は、着ていくもの。
さらには、ちょっとした手土産の選択。
当日は、車で迎えに行った方がいいだろうか・・・。
とにかく、柊一さまの「ホワイトデーおもてなし計画」は充実している。

確かに柊一さまが、早瀬を尊敬していて、憧れているのも
知っていた。
しかし。
これは、やりすぎではないだろうか。
いや、やりすぎだ。
まるで、恋人とのデートハートではないだろうか。
いや、自分とのデートだって、こんなに入念に計画されたことはないと思う。

正直いって・・・うらやましい・・・。

もちろん、十分愛されているとは思うけれど、やはりうらやましい。
それに、どうにも面白くない。
こういうときは、無性に、若宮に八つ当たりをしてみたくなるが、
そんなことしても、全然満たされない。

結局のところ、「まるでデート」というホワイトデー計画は、
滞りなく完了し、柊一さまは、すっかり満足な表情で帰宅された。

待ってましたとばかりに、抱きしめて寝室に直行したのが、夕方。

焦らせて、なかせて、はずかしい言葉を言わせて、
許しを請う言葉を聞きながら、容赦なく突きあげ続けて、
その身体を隅々まで自分のものにした。



「・・・もう、こんな時間か・・・」
時計の針は、すでに深夜を示している。。
ベッドの半分に静かに眠っている、最愛の人。

「あなたには、本当にかなわない」

愛しています・・・。
その額に、そっと口づけると、やっと落ち着いて眠れそうな気がした。

まるで春の台風のようなホワイトデーの夜月が明ける。


*************************************************************************

れんはーとです。
ホワイトデー、間に合ってません(笑)
しかも、冴木的に、全然むくわれてないです。
あ、若宮先生もね。
柊一さまと早瀬って、放っておくと、どんな可愛いおいた(?)をしてくれるやら、
ちょっとドキドキ楽しみなふたりです。
意気投合しすぎて、ふたりで小旅行とか平気で行ってしまいそうです。
大変ですね〜、それぞれの恋人たちは。
でも、柊一さまが笑顔なら、きっとみんな許しちゃうでしょうね。
読んで頂いて、ありがとうございました(^o^)

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チョコレート事情

「・・・冴木。
逆チョコチョコムースのお返しは、やはりホワイトデーでいいんだろうか?」
柊一さまは、思いついたかのように、俺に尋ねた。

逆チョコ?
え・・・、柊一さま・・・?

「ああ、そうか、お前は2月8日から海外出張だったから、
逆チョコは、知らなかったのか」
にっこり笑って、「それなら、いいんだ」と会話を終えようとする。

ちょっと待ってください、柊一さま。
そんな思わせぶりな話題を勝手に終わらせないでください。
そんなんじゃ、今夜眠れません。
・・・いえ、もともと今夜はあなたを簡単に眠らせるつもりはなかったのですが、
こんなことで、眠れないのはいやです。
第一、話が見えません。
柊一さま!

確かに、俺は2月8日から10日間、海外をまわっていた。
・・・バレンタインデー。
出かける前までは意識していたのに、
忙しさにかまけて、すっかり失念していた。
俺としたことが。

「柊一さま、教えてください、逆チョコとは、どんなものなんですか?」
「僕も詳しくは知らないんだけれど、バレンタインデーの日に、女性からではなく、
男性からチョコをプレゼントするらしい。」

な・・・なんということ汗
おそるべしチョコレート業界。
いや、問題はそんなところではない。

「あの・・・それで、まさか柊一さまも・・・」
「ああ、実はね、早瀬さんがくれたんだ」

え?
は・・・やせ?
って、あの早瀬が?

「たぶん、若宮先生に贈るついでだったんだろうな。
でも、甘さが控えめで、とても美味しかった。
あ、お前の分もちゃんと残してあるぞ・・・冴木?」

あの早瀬が、バレンタインデーに若宮にチョコを贈るなんて、
考えられない。
おそらく、なにかとんでもない裏事情があったに違いない。
いづれにしても、このオトシマエは、若宮につけさせなければ。

というか、柊一さま、あなたが密かに早瀬に憧れの気持ちを抱いているのは知っていますが、
チョコをもらったからって、
そんなにうれしそうな顔しないでください(涙)


その早瀬と若宮は。

「なんで柊一くんなんだ? どうして、俺にはないんだ?」
「もう、いい加減にしてください。
だいたい、あなたは私からのチョコなんてあきらめていたではありませんか。
そんな気弱な男に渡すようなチョコは、持ち合わせていません。
せっかくの逆チョコですから、もっとも美しくて気高い働き者の柊一さんに
差し上げたかったんですよ」

うなだれる若宮を横目で見ながら、早瀬はうっすらと微笑んだ。

これで若宮は、毎年、自分からのチョコレートを期待してやきもきするだろう。
そうでなければ、面白くない。
別に、バレンタインなど、どうでもいいのだが、
まったく期待されてないなんて許せない。

そんなお手軽なつきあいは、させはしない。
さて、今年のホワイトデーは、楽しみだな。


*************************************

大変ご無沙汰しておりました、れんキラキラです。
しばし、ネット環境から遠ざかっておりました。
バレンタインデーも終わってしまっていて(涙)
ということで、このような内容に。
早瀬は、かなりマイ設定です。
すいません。
ホワイトデー、柊一さまは、律儀な方ですから、
早瀬を食事アップロードファイルとかに誘いそうです。
このホワイトデーデートに、冴木と若宮が黙っているわけないですよね。
読んで頂いて、ありがとうございましたアイコン名を入力してください



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「クリスマスの奇跡」(『スレイヴァーズシリーズ』二次創作)

そう言えば、今夜はクリスマスイブクリスマスツリーだったな・・・。

景気の悪い話ばかりが続くこのごろだけれど、
さすがに、街のイルミネーションキラキラの輝きと華やかさは、気持ちを明るくしてくれる。

以前の僕だったら、冴木と二人で穏やかに過ごすことができれば、
それが最高のクリスマスだと思っていた。
いや、その思いは今も変わらない。
けれど、それだけでは、物足らなくなってきている自分がいる。

「人間って言うものは、随分贅沢なものだ・・・」

恋人らしいクリスマス。
このところ、ずっと考えあぐねている課題がある。
プレゼント、食事・・・冴木の笑顔を、僕が引き出してやりたい。
ところが、何を贈ればいいのか、どこに食事に行けばいいのか、
結局決められないまま今日を迎えてしまった。

「全く、ダメだな・・・僕は。」

そして、このところ冴木は、不規則な勤務が続いていた。
深夜を回るほど遅いかと思えば、出張先に直行だとかで、中途半端な時間に出勤したり。
体調を崩すのではないかと、心配になるほどだった。

「仕事だから・・・仕方がないか・・・。」

物思いに浸っている間に、広尾のマンションにたどり着く。
見上げた先の部屋に今日も灯りはない。

いつもと変わらない手順でセキュリティを解除して、
ドアロックを開ける。
いつもと変わらない仕草でドアを開くと・・・。

「あ・・・・・」

いつもは無機質な玄関ホールに、暖かなキャンドルの灯り。†XmasOrns†キャンドル(*゜▽゜)ノ
そして、リボンと生の果物や木の実でアレンジされたクリスマスリース。リース

「これ・・・は・・・」
靴を脱ぐことも忘れて、見入っていると、よく知った声が僕を迎えた。

「メリークリスマス。おかえりなさい、柊一さま」
「冴木・・・これは・・・?」

いたずらが大成功した時は、きっとこんな表情をするのだろう・・・というような
ちょっと得意げで、うれしそうな冴木の顔。
僕の反応を、うかがっている。

「さぁ、早く上がってください」
そう言うと、僕の手からカバンを取り上げ、
優しく背中を押して、リビングへと連れて行く。

見慣れた空間が、違う装いで僕を迎える。

ふんわりとした間接照明に照らされた物たち。
美しいブルーの光をまとった小さなクリスマスツリー。クリスマスツリー
シャンパングラス、大皿に盛りつけられたオードブル、フルーツ、可愛いケーキ。いちごケーキ


「驚いて頂けましたか?」
「・・・ああ・・・」
「気に入って・・・頂けましたか?」
「・・・冴木・・・」

「私は、あなたのサンタクロースになれましたか?」

低く甘く囁かれる、なじんだ声。

まっすぐに僕を見つめる瞳に、僕自身が映っている。
「お前は、いつだって僕に奇跡をプレゼントしてくれるサンタクロースだ」

そう言って、冴木の唇に口づける。
互いに軽い口づけを与えあい、さらに深い愛撫を求め合う。
なくてはならない暖かさと、手に入れてもまだ、求めてやまない熱さ。
これまでも、そしてこれからも。
出会う奇跡と、愛し合う奇跡。

幸せなクリスマスを迎えられたことに、
心からの感謝を。

雪だるまMerry Christmasツリー

冴木視点で、その後をレポアップロードファイル

ホームパーティーのサイトを回ったり絵文字名を入力してください、クリスマス雑貨を研究したりという
俺らしくない努力は、なんとか成功を収めたようだ。
柊一さまのあの笑顔があれば、睡眠不足も、慣れない買い物プレゼントの苦労も、すべてが報われ
る。

ところが、柊一さまは、自分は何もできなかったとたいそう恐縮してしまわれた。
一緒にシャンパンをあけながら、俺にもたれかかり、肩に頭をあずけた無防備な姿勢。

「僕は、結局お前のサンタにはなれなかった・・・」

お前をよろこばせてやりたかったな・・・。

なんて、寂しげにおっしゃるものだから。

さっそく柊一さまの希望をかなえるべく、次の準備に取りかかった。
赤い幅広のリボンりぼんや、イチゴいちごや、生クリームといった、
一見まったく普通の小道具たちを、
風呂場お風呂や寝室にこっそり仕込みに行く。

そうですよ、柊一さま。
あなたが俺のサンタクロースサンタクロースになりたいとおっしゃるのですから、
俺の理性を吹き飛ばすほど俺をよろこばせてください。

そのために、まずは、あなた自身に、思い切り乱れて頂きます。


(冴木・・・小道具たちの活躍とかも今度詳しく教えてくださいませ♪ れん&彩香)

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「光の君」(『スレイヴァーズ・シリーズ』二次創作)

若宮のヤツ、また余計なことを・・・。
冴木は、終業時間直前に前触れもなく社長室を訪れた顧問弁護士とのやりとりを
思い出していた。

「社長なんてものは、案外社内のことを知らないものだぞ」
「別に、何もかも知っておく必要はないだろう。
そのために、課長や係長がいるのだからな」
「はは・・・いいのかな、そんな余裕ぶっていて。」
コーヒーカップに口を付けながら、若宮は意味ありげな視線を向けてきた。

「・・・なんだ・・・言いたいことがあれば、言えばいいだろう」

「実はな、冴木。
最近、海外事業部と秘書課の女性達が、源氏物語で盛り上がっているのを知っているか?」
待ってましたとばかりに、うれしげな表情で語り始める。

「・・・源氏物語?今更、日本の古典がどうしたというのだ」
「何も知らないんだな。ま、いいか。
つまり、我が社の光源氏は、柊一くんだそうだ」
「・・・・・」
「さしずめ、彼女たちにとっては、お前は頭の中将ってところか?
いつの時代も、女性は貴族的なオトコマエが好みなのかね。あはははは」

お前も大変だな、などとバカ笑いしながら出て行ってしまった。

源氏物語だと?
光源氏?
古典にはあまり詳しくはないが、たしか、結構な女たらし・・・だったような。
そんな男と柊一さまを比べるだなんて。
似ても似つかない。
絶対に、柊一さまにはお聞かせしたくない話だ。

・・・そう思っていたのに・・・。

「ああ、聞いたよ。何か紫式部に申し訳ない気がするな」
「何を言ってるんです。あんな女たらしとあなたは、似ても似つきません」
冴木は、自分にとって神のように貴い恋人を、おとしめられたようで依然として腹立たしかった。

「冴木、光源氏は、ただの女たらしではないと思うけど?」
「それでもです。あなたは全然違う。」
まっすぐなまなざしで柊一を見つめながら、冴木は言葉を続けた。

「・・・あなたの気高さや本当の美しさを知らないで、一体何をうわさしているのか」
「そんなに憤慨しなくても・・・確かに僕は女たらしではないけれど・・・でも」
「でも・・・?」

柊一は、バスローブをはおったまま飲んでいたミネラルウォーターのグラスをテーブルに置くと、
その暖かい手のひらを冴木の頬に近づけた。

「この世にただひとりだけは、どんな方法を使ってでも、たらし込んで、
手に入れておきたいと思っているよ」
「・・・柊一さま?」

唇が触れあいそうなほどの距離で、甘くささやく。

「お前の、どんな可能性をつぶしてしまっても、僕のものにしておきたい。
こんなワガママは、許されないと思うけれど、それでも、とまらない。
お前を僕のものにしておけるなら、この身体だって、心だって、お前に差し出すよ。」
「柊一さま・・・」
「冴木」

寝室にうつるのも、もどかしくて、そのままそっと柊一の身体をソファに押し倒す。
深い口づけを、もっととねだるように柊一の指が冴木の髪を優しくかき乱す。

あなたは、私にとっての光。
この命ある限り、ずっとあなたの虜になっていたい。
そう言う意味では、あなたは私だけの光の君なのかもしれませんね。


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れんです。
ご無沙汰しております。
今回は、タカピロ@光源氏のニュースに盛り上がって、
このようなお話を書いてしまいました。
柊一さまは、なにげに小悪魔です(笑)
自分の欲望に素直な柊一さまには、誰も勝てません。
冴木は、もっともっと柊一さまに溺れればいいと思います(←きっぱり)

読んで頂いて、ありがとうございます!
冷え込んでまいりました、みなさま、風邪などひかないように〜。

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テーマ : 二次創作(BL) - ジャンル : 小説・文学

「秋の夜に」(『スレイヴァーズシリーズ』)二次創作

「そういえば、今日はマンションの子ども達が仮装してましたね」
「ああ、子ども会主催のハロウィンだそうだ」

ひとしきり互いの熱を分け合った後の、穏やかなひととき。
ベッドサイドの柔らかい照明が、二人を照らしていた。

「ハロウィンですか。
私たちには、あまり馴染みはありませんが、
最近は流行っているんでしょうか」
「流行って・・・いるのかな。
トリック オア トリートか・・・懐かしいな。
うちでも、だいぶ前は毎年やっていたからな。
子どもは好きなんじゃないか、ああいうお祭りは?」

冴木の胸に顔を寄せてうつぶせになっていた柊一は、
どこか遠くを見つめるようなまなざしのまま、そっと寝返りをうった。

「えっ?うちでもというと?」
冴木が怪訝そうに尋ねる。

「そうか・・・お前がうちに来たのは、中学だったな。
その頃には、僕も桔梗も大きくなっていたし、
いくら母に薦められても、さすがに仮装はしなくなっていたか」

ちらっと隣の男の顔を見上げると、どこか焦ったような表情が見えた。

「・・・あの・・・柊一さま、それでは、
お小さい頃はお屋敷でハロウィンをなさっていたのですか?」
「ああ、僕が小学生の頃までかな?」
「仮装・・・なさったんですか?」
「・・・ああ。ハロウィンだからな。
・・・って、おい、冴木、どうした?
今更そんなこと、別にどうでもいいだろう?」

冴木は、肘をついて身体を支えると、腕をつかんで柊一の顔をのぞき込む。

「柊一さまは、一体どんな仮装をなさったんです?」
「痛いっ・・・冴木、そんなに強くつかむな。」
「あ・・・すいません・・・。でも、
教えてください、どんな仮装をなさったのです?」
「確か、桔梗とふたりでおそろいのドラキュラ伯爵とか、
僕がコウモリで、桔梗がカボチャとか・・・。
魔法使いの年もあったかな」

特にドラキュラ伯爵の時には、母が張り切って膝丈のズボンのタキシードを作って、
シルクハハットにマントまで着せられたっけ。

笑みを浮かべて楽しそうにつぶやくと、冴木が少しうなだれている。

「どうした?」
「・・・柊一さまとハロウィンをしてみたかったです」

すねたようなその表情が、妙に可愛らしくて、甘やかしてみたくなる。

「してやろうか?ハロウィン?」
「えっ?本当ですか?」
「ああ。さすがに仮装は勘弁してもらいたいけれど・・・これくらいなら」

何が始まるのか、わけがわからない様子で、冴木は柊一を見つめていた。
ふたりとも視線をはずせないまま、次の瞬間を待ちわびる。

素肌にシーツだけをまとった柊一が、身を乗り出して冴木に顔を寄せた。
吐息がかかるほど唇を寄せて、低い優しい声で語りかける。

「trick or treat・・・お菓子をくれないと、僕がお前にいたずらするよ」

時々顔をのぞかせる小悪魔が、今夜も訪れる。
冴木は、逃さないとばかりに、柊一の身体を抱き込む。

「お菓子よりも、あなたが欲しいから、いたずらしてください」

そう言うと、すべてを奪うような口づけを仕掛けた。
何度も何度も唇を寄せ、舌を絡ませる。

お前からいたずらするのはマナー違反だと、笑いながら
手足をバタバタつかせる柊一を抱きしめて、
その頬を両手で包み込むと、今度は冴木が真剣な表情で柊一をみつめた。


「trick or treat・・・お菓子をくれないと、俺がいたずらしちゃいますよ」
冴木の声が、甘く心地よく身体に響く。

見惚れるほどの美しい笑顔を見せたのち、柊一はそっと目を閉じて、冴木を抱き寄せる。

僕も、お前が欲しいから・・・だから・・・。
もう一度、何度でも。
互いを求め合い満たされる秋の夜は、深く熱い息づかいに満たされていった。






後日談

「もしもし、奥様ですが?
冴木です、ご無沙汰しております。
・・・はい・・・いいえ、特に変わりはありません。
ところで、お忙しい折に、恐縮なのですが、
来週の土曜日にお邪魔したいのですが、ご都合はいかがでしょうか。
はい・・・すいません。
では、11時に柊一さまとうかがいます。
あ、ところで、お願いがあるのですが。
そのときに、柊一さまのアルバムを拝見してもよろしいでしょうか。
はい。実は、ハロウィンの仮装をなさったことがあると、
柊一さまからお聴きしまして。
ええ、是非拝見したいんです。
ありがとうございます!
それでは、朝晩冷え込むようになりましたので、
奥様も桔梗様も、暖かくなさってください。
失礼します」


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jack-o-lanternれんです♪
やっぱり季節イベントは、できるだけ参加したいものです。
ということで、ハロウィン。
私が柊一さまのママだったら、やはり、膝丈の半ズボンに、
タキシード、衿の立ったマントに、シルクハットを着せてみたいです!
それか、背中に黒いちっちゃいコウモリの羽を付けてもいいかも。
きっと、可愛い〜〜〜〜〜〜(*^_^*)
冴木は、ちゃっかり「柊一さまマル秘アルバム」にターゲットロックオンしてます。
奥様秘蔵のアルバムには、可愛い柊一さまがてんこ盛りですよ、きっと!
そして、全部スキャニングして、萌えアルバムを作るがいいよ。
(れんも彩香も応援するし!だから、私たちにも見せて〜〜〜)

さて、「trick or treat・・・」のセリフですが、実は、冴木については、
実際に聴くことができます。
「今日/からマ/○」シリーズのドラマCD内で、モリモリが言ってくれちゃってるんです。
もう、最高にエロ・・・いえいえ、セクシーでテンション上がります。
興味がおありならば、是非!

それから、いつも拍手を頂き、ありがとうございます!
拍手コメントも頂いちゃって、すっごい感激ですm(_ _)m
(Yっこさん、ありがとうございます!)

では、みなさまにも、Happy Halloween♪

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「魅惑のエプロン」(『スレイヴァーズシリーズ』二次創作)

「これを僕に?」
「はい」
「あの・・・冴木・・・これって、エプロンだろ?」
「そうです」
「えっと・・・夕飯は終わったし、何か夜食でも欲しいのか?」
「いいえ」
「それじゃ・・・」

ベッドに並んで座ったまま、俺はレースをふんだんにあしらった清楚なエプロンを
広げて見せた。

「バスローブを脱いで、素肌にこれを着てください」
「えっ・・・」

柊一さまの頬が微かに赤く色づく。
まるで、パールをちりばめたような肌は、今夜は特別美しい。

「裸エプロンというものですが・・・ご存じありませんか?」
「・・・・・」
「新婚のセオリーみたいなものですよ、柊一さま。
特別なことじゃありません。」
「・・・新婚のセオリー?」
「ええ、みんなやってますからね」
「えっ・・・みんな?」

素直な驚きを浮かべた瞳のなんてお可愛いらしいこと。
星のようなきらめきが光る。

「ええ」
「本当に、そうなのか?」
「はい。先月結婚した総務の田中さんや秘書課の吉田さんも、きっと経験済みですよ。
なにしろ、新婚のセオリーですから」

柊一さまは、視線をそらして微かにうつむいている。
おそらく、衝撃の情報にとまどわれているのだろう。

「僕・・・が着るのか?」
「私の裸エプロン姿をご覧になりたいのですか?」
「いや、そう言う意味ではなくて・・・」
「なら、やはり柊一さまに着て頂きたいです」

今夜の俺は、一歩も退くつもりはない。

「みんな・・・しているのか?」
「はい」
「特別な事じゃ、ないんだな?」
「ええ、新婚なら誰でもしていますよ」

そうだ、柊一さまは、負けず嫌いでいらっしゃるから、
誰でもしていることを、できないとはおっしゃらないだろう。

「わかった・・・」
「ありがとうございます。では、お手伝いします」
「いや、いい。ひとりで着れるから」

そういうと、柊一さまは、俺に背中を向けてローブのひもをゆるめた。
ちらっと、背中越しに俺を見上げる瞳に、ぞくっとする。
両袖から腕を抜き、ローブを肩にはおったままで、エプロンを身体に当てる。

「冴木・・・これ・・・後ろが・・・」
「はい、丸見えになりますね」

柊一さまは、真っ赤になって上目遣いに俺をにらみつける。

エプロンを身につけると、さっと俺の方に向き直る。
肩を揺らしてローブを落とすと、顔を上げて真っ正面から俺を見つめた。

挑発的な強気な表情。
もう、たまらない。

両腕を後ろに回してひもを結ぼうとしている、その無防備な姿に、
自分の中の何かが解き放たれるような気がした。

「柊一さま」

そう言って、俺は、エプロンを身につけた柊一さまを抱きすくめ、
両腕を後ろに戒めたまま、
唇をむさぼった。

「やっ・・・あ・・・冴木・・・」
口づけられたまま、柊一さまは、一歩一歩後退して、壁ぎわに追いつめられる。
これ以上、逃げられませんよ。
角度を変えて何度も口づけながら、
すでに高ぶっている自分自身を柊一さまに押しつける。
柊一さまの手首をそっと放して、そのまま、手を柔らかい双丘にすべらせる。

柊一さまの双丘を両手で愛撫しながら、お互いの高ぶりをこすりつけたい。
はち切れるばかりに充実したお互いのものから、はしたない音が聞こえ始める。


ん?
・・・何だ・・・この音は。
ピピピ・・・って。
おい、違うだろう、この音は。
あ、柊一さま、行かないでください。
ここからが、イイところなんですから!
柊一さまは、うっすらと微笑んで、遠ざかってしまわれる。
柊一さま!柊一さま〜〜〜〜〜〜!


「というところで、目が覚めてしまった。お前からの電話のおかげでな」
殺気だった目でにらみつけられて、若宮は呆然とする。

「そ・・・そんなこと言われても、それは、お前の夢だったんだろう?」
「ああ」
「確かに電話したのは俺だが、だからって、俺に責任は」
「ある」
「あるのか?」
「ああ、大変な責任だ。
柊一さまとのエプロンプレイを邪魔されたんだぞ。」
「夢だろうが、それは・・・」
「おい、若宮。お前も弁護士なら弁護士らしく、責任をとれ」
「責任を取れと言われても・・・」
「夢の続きを見られる方法を教えろ」
「えええええ?」
そんなご無体な・・・まったく、恋に溺れるバカはどうしようもないな。
もっと単純に考えればいいのに・・・。

「冴木。俺に頼ったり、夢に望みをかけるよりも、
実際に柊一くんにエプロンを着せてしまえばいいじゃないか」

何気なく助言したつもりだったが、冴木の顔を見て、全力で後悔した。

まさに、夢から覚めたばかりのような表情。
え?・・・冴木?

「そうか・・・俺としたことが、うっかりしていた。
お前なんかに頼るのではなく、実際に柊一さまに着ていただけばいいんだ」

すまない・・・柊一くん。
俺が、余計な事を言ったばっかりに。

「感謝する、若宮。
こんな簡単な事に気づかないなんて、俺は自分を見失っていたようだ。
そうと決まれば、さっそく準備しなければ・・・」

こんなことを、俺に相談してしまう時点で、
お前は相当自分を見失っているぞ、冴木。

新たな目標に向かって、行動を起こし始めた親友の後ろ姿を見つめながら、
若宮は、やれやれとため息をつくのだった。




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clover皆様、お久しぶりです、れんです!
前々から書きたかった裸エプロン。
(お待たせ、彩香ちゃん♪)
このあと、絶対に冴木は、目標を達成しますよ!
そして、よせばいいのに、若宮に自慢するんでしょうね〜。
で、若宮は「じゃ、俺も!」って思うけど、
相手が早瀬ですから、無理っぽいです(笑)
夢の中の柊一さまは、普段にも増して美しかったことでしょう。
キラキラとパールな素肌、お目々に星ですから!

読んで頂いて、ありがとうございます!


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