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This Category : 『スレ○○ァーズ』二次創作

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2010.02.13 *Sat*

2010年Double Valentine 企画その1「ダブル・バレンタイン~冴木・柊一」byれん

2010年ダブル・バレンタイン企画を萌え友れんタンと立ち上げました。

レンたん→「スレイヴァー◎」
彩香→「憂鬱な◎」

それぞれバレンタインにちなんだSSをブログ用に用意するということで、早速れんタンがスレイヴァー◎SSを送ってくれました♪ウレシー!ありがと、れんタン~!


ではでは、久しぶりに甘いスレイヴァー◎の世界をお楽しみください♪

彩香も明日のUPを目指して頑張って…ます。
明日にはUPする…ぞ。




SIDE冴木

早朝からの定例ミーティングを終えた冴木は、
コーヒーを飲みながら、自分の多忙なスケジュールを画面に立ち上げた。

しまった。うっかりしていたな……もう2月だ。

2月。
冴木が気にしているのは、
もちろんオリンピックでもなければ、節分でもない。
そう。
社内も世の中も甘い香りに包まれる季節。

それはバレンタインデー

去年は気づくのが遅れて、海外出張が入れられていた。
帰国した冴木が見たのは、信じられない光景。
柊一に届けられた、色とりどりの凝ったラッピングの箱が、段ボール箱にぎっしり。
「ほんの季節のご挨拶ですから……」と言いながら、
チラチラと本気が見え隠れする本格派チョコばかり。
普段は上品で奥ゆかしくビジネスライクな女性社員が、
このときとばかりに張り込んだらしい。




チョコを見ただけでも、腹が立つのに、
柊一さまは、3月のホワイトデーに、お返しをどうしたらいいんだろう・・・などと、
生真面目なことを言い出していて頭を抱えてしまった。

もちろん、俺は全力で止めた。
社長権限をちらつかせ、それでも、納得しない柊一さまを、
最後には、ベッドで意識を飛ばしてしまうまで
朝まで攻めたてて、ようやく思いとどまらせた。
ぐったりした柊一様の顔を思い出すと、
ちょっと反省もしているが、いろいろと新鮮でよかったので、後悔はしていない。

・・・あ。
話が逸れてしまった。


だから。

今年は、早めに手を打った。
綱紀粛正。
歳暮、忘年会、年賀状、新年会、他、季節行事的おつきあいを、職場に持ち込まないこと。

季節行事的おつきあい。
つまり。
バレンタインのチョコなんてものを、職場に持ち込むな!
いや、柊一さまに渡すな!
んなことしたら、お前ら減給だ、いや転勤だ、速攻クビだ!

ということが、言いたいだけなのだった。

・・・だけど。
そう言えば、俺は柊一さまからもらえるのだろうか・・・バレンタインチョコ。
・・・無理だろうな。
あの人が、チョコを準備するなんて、想像出来ない。
こんな季節行事にこだわっているのは、俺だけだ。
あの人は、何にもとらわれないから。

でも。
もらってみたい気もする。

いや、それは、俺の我が侭だ。
長い時間を経て、気持ちを確かめて、愛する人と一緒に暮らしていて。
これ以上を望むなんて、贅沢だ。
「まだまだだな・・・俺も」

コーヒーを飲み干して、次の仕事にとりかるとしよう。


SIDE柊一

もうすぐバレンタインだ。
そういえば、去年はおかしかったな。

女性社員からもらったチョコレートを見たときの冴木の顔。
バレンタインなんて、ちょっとしたお遊び、レクリエーションみたいな
ものだろうに、本気で嫌な顔をして。
家に帰るまで口もきいてくれなくて。
そして、帰ったら、いきなり噛みつくみたいなくちづけをされて、
そのまま寝室に連れて行かれた。
朝まで寝かしてもらえなかったっけ。

よほど、悔しかったんだろう。
あんな無粋な命令をわざわざ社内メールで送ってしまうほど。
確かに僕は、係や課内の忘年会や新年会に誘われてしまったけれど、
そのことが、冴木をあれほどまでに消耗させるとは思わなかった。
「できるならば、あなたを誰にも見せたくありません」
「この部屋で、ずっとあなたを閉じこめておきたいんです」
冴木のこんな言葉は、僕の耳には甘い囁きにきこえた。



今年のバレンタインは日曜日。
でも、きっと金曜日にチョコは飛び交わないだろう。
なんでも、まことしやかなうわさ話が広まっているらしい。
社内でバレンタインチョコを贈ったことが発覚したら、
本人は地方へ転勤、直属の上司は減給3ヶ月だと。
・・・まさか、いくら冴木でも、そんなことはしないのに。

チョコレートのないバレンタイン。
ああ・・・でも、少し寂しい気もするけど・・・。

あ・・・・・そうだ。
今年は僕が冴木にプレゼントしようかな。
おそらく期待してないだろうから、もし、渡したらどんな顔をするだろう。
そう思うと、ワクワクしてくる。

僕は、いろいろな冴木の表情が見たい。
僕を抱いて、僕の中をいっぱいにしているときの、切なげで余裕のない顔。
めずらしく僕からキスをしかけたときの、少しびっくりしたうれしそうな顔。

うん、驚きつつもうれしいと思っている時の表情が好きだ。
こんな事を言うと、嫌がるから言わないけれど、
とても可愛いんだ。
そう。
冴木は、僕の前では可愛い一面を見せてくれる。
可愛い冴木は、最近の僕のお気に入りだ。
誰にも教えたくない、僕だけのもの。

そうだな。
14日には、冴木の可愛い顔を見てみたいから。
バレンタインのチョコを渡して、精一杯ロマンティックな夜を過ごしたい。

さっそく懇意にしている花屋に電話をしよう。
何がいいかな・・・薔薇・・・じゃなくて、春を感じさせる花。
チューリップがいいな。

ああ・・・待ち遠しくてたまらない。


Feb.14 今宵、恋人達に幸せなバレンタインを












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2009.04.25 *Sat*

『小悪魔の右手』スレイヴァーズ二次創作 by れん

久しぶりに実家に戻ってゆっくりした夜に知らされた新事実。
「へぇ~、兄さん知らなかったんだ」

うっかりばらしちゃったから、冴木に嫌な顔されるかも。
・・・と、肩をすくめて桔梗は笑っていた。

「まさか、あいつは、そんなこと気にしないよ」
なにげないそぶりでそう言ったが、
実は、一番気にしているのは、僕だった。

毎日一緒にいても、こんな日常的なささやかなことを知らなかったなんて。
しかも、桔梗が知っていたなんて。

・・・許せない。
独占欲の強い自分に、苦笑いしていた。




2009.03.16 *Mon*

「スレイヴァーズ・ウルフ」(『スレイヴァーズ』二次創作) by 彩香

「何をやってるんだ、俺は……」

 ダブル・ベッドで目を覚ました冴木は頭を抱えた。
乱れたシーツ。ベッド脇のブルーのカーペットの上に脱ぎ散らかしたスーツ類。透けた白いレースのカーテンからまぶしい朝の日差しがブルーのカーペットにこぼれている。

胸にどっと激しい自己嫌悪が押し寄せる。とどめは、隣りで彫像のように横たわる美しい青年。もとい柊一さまの姿。ただでさえ顔色がいいとは言えない白皙の美貌が、蝋のように真っ白なのが痛々しい。血の気を失った唇に張りついた前髪を、冴木はそっとかき上げ耳にかけてやる。

柊一さまは、耳の形まで可憐だ。その美しい輪郭をつっと指先でたどりながら、いまさらながらに感心する。だが、柊一のやわらかい頬に残る涙の跡を見て、ふたたび激しい自己嫌悪に陥った。

柊一さまをまた泣かせてしまった――。

まったく昨夜の俺はどうかしていた。あれでは、まるで飢えた獣ではないか。マンションに帰宅した柊一さまを無理やりベッドに引き倒し、有無を言わせず犯すなんて。

冴木の口から大きなため息がこぼれる。

いや、あれは全部山脇のせいだ。何年も音信不通だったくせに、昨日の夕方いきなり電話をかけてきて、柊一さまをホテルまで迎えに来いだと。ふざけるな。

収まりかけていた山脇への怒りがまたふつふつと湧いてくる。それだけならまだしも、怒りの矛先が危うく隣りで死んだように眠っている柊一へと向かいそうになり、冴木は頭を振る。
これではまた昨夜の凶行の二の舞いだ。冴木はベッドから立ち上がり、窓際に近づくと勢いよくカーテンを開けた。

 背後で柊一がかすかに身じろぎし、目を覚ます気配がした。気まずさを押し隠し、冴木は覚悟を決めて振り向いた。

「柊一さま」
「冴木……」
 惜しげもなく素肌をさらした柊一が、呆然と自分を見上げている。その白い胸元に散る赤い花びらのような跡が嫌でも目につく。

昨夜の激情の名残――。
俺に内緒で山脇の誘いに応じていた柊一さまへの怒りが止まらなくなり――。

何食わぬ顔でマンションに帰宅した柊一を玄関先で待ち伏せるようにして、つかみかかり、問答無用で寝室へ引きずりこんだ。怯えた目で俺を見上げ、美しい顔をゆがめる柊一さまを見たとたん、俺の中の何かが壊れた――。目の前がかっと赤く染まり、頭に血が上り、突き抜けるような衝動のままに柊一さまの華奢な体をベッドに押し倒していた。

あとは獣のような本能のままに――。

 冴木は硬く目を閉じた。

「申し訳ございません、柊一さま。昨夜の俺は――」
「何も言うな」
 思いがけず強い口調にはっとする。

「柊一さま――」
「もう何も言わなくていい、冴木。何も聞きたくないから」

柊一の美しい目にみるみる透明な涙が盛り上がり、つうっと頬を伝った。ぽたりとブルーのカーペットに落ちて、染みになる。うつむいて小刻みに肩を震わせる柊一の姿を見て、冴木は心をかき乱された。たまらなくなって床に跪き、正面から柊一を抱きしめる。

「どうかお許しください。昨夜の俺は、どうかしていました。あなたが俺に断りもなく、山脇とホテルで会っていたなどと、突然あいつに電話で告げられて、正気を失っていました」
「お前は山脇の言葉を信じたんだ。僕ではなく」
 凛とした柊一の声が、冴木の胸を鋭利なナイフのようにぐさりと貫く。

「で、どうだった? 山脇が正しかったのか?」
 無言で唇をかみ締めている冴木の頭上から、容赦なく言葉が浴びせられる。

「いいえ――。昨日、あなたとあいつの間には何もありませんでした。ですが……」
 冴木はさっと顔を上げた。柊一と正面から視線を合わせて、訴える。

「お願いです。どうかもう二度とあいつとは、ふたりきりでお会いにならないでください。危険すぎます。あいつはいまだにあなたを狙っています。隙あらば、不埒なまねをしようと伺っているんだ」
 くすり、と柊一が笑った。

「お前のように?」
 白い胸に転々と赤い花びらを散らし、どこか誇らしげに嫣然と微笑む柊一に冴木は絶句する。

「お前は山脇先輩のことを危険だと言うけど、どう違うんだ? 僕から会社も誇りも何もかも奪い、思い通りにしているお前と?」

 そのとおりだ――。
 柊一さまにとって、俺と山脇は同じ。
 柊一さまの意思に関係なく、その美しい体を支配し、思うままに貪りたいという汚らわしい欲望を抱いている点では俺たちは同類だ。いや、むしろこうして現実に、家族の生活の保障と引き換えに柊一さまを縛りつけ、好きなだけ蹂躙している自分の方が彼にとってはどれほど危険か。

だけど――。

 冴木は、錐で突かれるような鋭い胸の痛みを覚えながら、心の中で必死に叫ぶ。

柊一さま、俺はあなたをこんなにも愛しているのです。
あなたのためになら、手足を失ってもいい。
死ねとおっしゃるなら、今すぐ従います。
こんな命でいいのなら、喜んであなたに差し上げる覚悟です。

ですから、どうか柊一さま。
俺の愛を信じてください。
ひねくれていて理解しがたいかもしれませんが。

「どうした、冴木。何も言わないのか?」
 柊一の声にはっとする。

「お前はいつも言葉が足りない――。言葉にしてくれなければ、僕にはわからない」
 柊一の美しく澄んだ目に涙が盛り上がる。
「どうか教えてほしい。お前がいつも僕に向ける切なげな目で、何を訴えているのか。そんな目で見つめられると、僕は混乱する。どうしていいか――」
 堰を切ったように言葉があふれだす柊一の唇を、冴木は唇で塞いだ。

「もう何もおっしゃらないでください、柊一さま。俺が悪かったんです。何もかも――」
 冴木はにっこり微笑んだ。

「愛しています、柊一さま」
 震える華奢な肩に両腕を回し、正面から抱きすくめる。

「どうか俺だけのものになってください。こんな俺でよければ、何もかも差し上げますから」
 
 柊一がかすかにうなずくのを見て、冴木はこらえきれずに彼をベッドにもう一度押し倒した。柊一の目に浮かぶ蟲惑的な色に誘われるように、昨夜からさんざん耽溺した甘い体にふたたび溺れていった。

☆The End☆




こんにちは。彩香です。大変ご無沙汰しております。最後に小説をUPしたのは、去年の春?(オイ)
相方のれんさんに更新おまかせして、すっかり頼りきりのヘタレです。。。汗
お仕事が一段落ついた・・・わけでもないのですが(笑)、れんさんのステキSSに触発されて、久々に頑張ってみました。
『スレイヴァーズ』本編でふたりも幸せになったことですし、ここはひとつ甘あまハートで…と思ったのですが、根が鬼畜なのか(オイ)少々痛い感じに仕上がってしまいました苦笑い
山脇がアメリカから帰国して、ふたたび柊一さまにアプローチを仕掛けてきた。。。そんな時期のお話です。

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2009.03.15 *Sun*

「3月の台風」(『スレイヴァーズ』シリーズ二次創作)by れん

「おい、冴木、何をするんだ・・・やめ・・・あ・・・」
「おかえりなさい、柊一さま。
彼とは、存分に楽しまれたのでしょう?
さぁ、今度は私と、恋人同士の時間を楽しんでください」

そういうと、かみつくような口づけを与えながら、ベッドへと
その身を沈めていった。



すべての始まりは、先月。
そう。
柊一が早瀬から逆チョコをもらったところから始まった。
そして、時は3月。

「ねぇ、冴木。やっぱり早瀬さんをご招待するなら、和食がいいかな?」
「・・・何の話ですか、柊一さま?」
「ああ、ごめん。ホワイトデーなんだけど・・・どう思う?」

ホワイトデー。
早瀬を誘うつもりらしい。

「・・・はあ・・・」
別に、わざわざお返しなんて、しなくてもいいのではないか?

「早瀬さんのイメージは和食なんだけど、冴木はどう思う?」
和食のイメージ・・・蕎麦でもうどんでも、食ってりゃいいのに。

「あ・・・、でも、和食ってありきたりすぎるかな」
なんでもうまいうまいと食べるらしいから、いいんじゃないかな・・・どうでも。

「あまり堅苦しくないフレンチというのもいいかな?」
堅苦しくても、かまわないだろうに、早瀬なら。

「冴木、どう思う?いい店知らないか?」
そんな店知っていたら、あなたを誘ってますよ。

「やっぱりこういうことって、女の子の方が詳しいだろうな・・・。
明日、うちの課の若い子に聴いてみようかな」

ええええええ!

なんとなく答えたくなくてはぐらかしていたが、ここまでくると、黙っていられない。

「柊一さま、ちょっと待ってください。
パソコンで検索してみましょう」

若い女の子と、グルメな話題なんて、絶対許せない。
もう、この人は・・・人の気も知らないで。
勘弁して欲しい。

こうして、なんとか店が決まると、次は、着ていくもの。
さらには、ちょっとした手土産の選択。
当日は、車で迎えに行った方がいいだろうか・・・。
とにかく、柊一さまの「ホワイトデーおもてなし計画」は充実している。

確かに柊一さまが、早瀬を尊敬していて、憧れているのも
知っていた。
しかし。
これは、やりすぎではないだろうか。
いや、やりすぎだ。
まるで、恋人とのデートハートではないだろうか。
いや、自分とのデートだって、こんなに入念に計画されたことはないと思う。

正直いって・・・うらやましい・・・。

もちろん、十分愛されているとは思うけれど、やはりうらやましい。
それに、どうにも面白くない。
こういうときは、無性に、若宮に八つ当たりをしてみたくなるが、
そんなことしても、全然満たされない。

結局のところ、「まるでデート」というホワイトデー計画は、
滞りなく完了し、柊一さまは、すっかり満足な表情で帰宅された。

待ってましたとばかりに、抱きしめて寝室に直行したのが、夕方。

焦らせて、なかせて、はずかしい言葉を言わせて、
許しを請う言葉を聞きながら、容赦なく突きあげ続けて、
その身体を隅々まで自分のものにした。



「・・・もう、こんな時間か・・・」
時計の針は、すでに深夜を示している。。
ベッドの半分に静かに眠っている、最愛の人。

「あなたには、本当にかなわない」

愛しています・・・。
その額に、そっと口づけると、やっと落ち着いて眠れそうな気がした。

まるで春の台風のようなホワイトデーの夜月が明ける。


*************************************************************************

れんはーとです。
ホワイトデー、間に合ってません(笑)
しかも、冴木的に、全然むくわれてないです。
あ、若宮先生もね。
柊一さまと早瀬って、放っておくと、どんな可愛いおいた(?)をしてくれるやら、
ちょっとドキドキ楽しみなふたりです。
意気投合しすぎて、ふたりで小旅行とか平気で行ってしまいそうです。
大変ですね~、それぞれの恋人たちは。
でも、柊一さまが笑顔なら、きっとみんな許しちゃうでしょうね。
読んで頂いて、ありがとうございました(^o^)

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2009.03.01 *Sun*

チョコレート事情

「・・・冴木。
逆チョコチョコムースのお返しは、やはりホワイトデーでいいんだろうか?」
柊一さまは、思いついたかのように、俺に尋ねた。

逆チョコ?
え・・・、柊一さま・・・?

「ああ、そうか、お前は2月8日から海外出張だったから、
逆チョコは、知らなかったのか」
にっこり笑って、「それなら、いいんだ」と会話を終えようとする。

ちょっと待ってください、柊一さま。
そんな思わせぶりな話題を勝手に終わらせないでください。
そんなんじゃ、今夜眠れません。
・・・いえ、もともと今夜はあなたを簡単に眠らせるつもりはなかったのですが、
こんなことで、眠れないのはいやです。
第一、話が見えません。
柊一さま!

確かに、俺は2月8日から10日間、海外をまわっていた。
・・・バレンタインデー。
出かける前までは意識していたのに、
忙しさにかまけて、すっかり失念していた。
俺としたことが。

「柊一さま、教えてください、逆チョコとは、どんなものなんですか?」
「僕も詳しくは知らないんだけれど、バレンタインデーの日に、女性からではなく、
男性からチョコをプレゼントするらしい。」

な・・・なんということ汗
おそるべしチョコレート業界。
いや、問題はそんなところではない。

「あの・・・それで、まさか柊一さまも・・・」
「ああ、実はね、早瀬さんがくれたんだ」

え?
は・・・やせ?
って、あの早瀬が?

「たぶん、若宮先生に贈るついでだったんだろうな。
でも、甘さが控えめで、とても美味しかった。
あ、お前の分もちゃんと残してあるぞ・・・冴木?」

あの早瀬が、バレンタインデーに若宮にチョコを贈るなんて、
考えられない。
おそらく、なにかとんでもない裏事情があったに違いない。
いづれにしても、このオトシマエは、若宮につけさせなければ。

というか、柊一さま、あなたが密かに早瀬に憧れの気持ちを抱いているのは知っていますが、
チョコをもらったからって、
そんなにうれしそうな顔しないでください(涙)


その早瀬と若宮は。

「なんで柊一くんなんだ? どうして、俺にはないんだ?」
「もう、いい加減にしてください。
だいたい、あなたは私からのチョコなんてあきらめていたではありませんか。
そんな気弱な男に渡すようなチョコは、持ち合わせていません。
せっかくの逆チョコですから、もっとも美しくて気高い働き者の柊一さんに
差し上げたかったんですよ」

うなだれる若宮を横目で見ながら、早瀬はうっすらと微笑んだ。

これで若宮は、毎年、自分からのチョコレートを期待してやきもきするだろう。
そうでなければ、面白くない。
別に、バレンタインなど、どうでもいいのだが、
まったく期待されてないなんて許せない。

そんなお手軽なつきあいは、させはしない。
さて、今年のホワイトデーは、楽しみだな。


*************************************

大変ご無沙汰しておりました、れんキラキラです。
しばし、ネット環境から遠ざかっておりました。
バレンタインデーも終わってしまっていて(涙)
ということで、このような内容に。
早瀬は、かなりマイ設定です。
すいません。
ホワイトデー、柊一さまは、律儀な方ですから、
早瀬を食事アップロードファイルとかに誘いそうです。
このホワイトデーデートに、冴木と若宮が黙っているわけないですよね。
読んで頂いて、ありがとうございましたアイコン名を入力してください




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彩香とれんの萌え満載のBL二次創作小説ブログです♪
れんによる『えれなさんのBL小説スレイヴァー○』シリーズの二次創作SS☆
現在、彩香による『ShokoさんのBLコミック○○な朝』18禁二次創作SS更新中♪いずれの作品も原作・版元には一切関係のない個人の創作になります。了承の上お楽しみくださいませ。



プロフィール

lisa

Author:lisa

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Author:lisa
昼は社会人、夜はハードなBL星人です。
無理矢理が大好物なドS属性。
濃ゆくて切ないBL小説が書きたいの。
現在、Hidaka Shoko先生のBLコミック『憂○○朝』に萌え暴走&妄想&二次創作中です。
桂木が好き過ぎて困る。
誰か止めて…笑

lisaの萌えブログ「BL萌え的生活」へはリンクから飛べます^^


Author: れん
Elena先生のBL小説「ス○○○ーズシリーズ」の二次創作担当です。
甘い柊一さまと冴木をお楽しみくださいませ。
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