10
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
14
15
16
17
18
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
< >

This Archive : 2008年10月

--.--.-- *--*

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2008.10.19 *Sun*

「秋の夜に」(『スレイヴァーズシリーズ』)二次創作

「そういえば、今日はマンションの子ども達が仮装してましたね」
「ああ、子ども会主催のハロウィンだそうだ」

ひとしきり互いの熱を分け合った後の、穏やかなひととき。
ベッドサイドの柔らかい照明が、二人を照らしていた。

「ハロウィンですか。
私たちには、あまり馴染みはありませんが、
最近は流行っているんでしょうか」
「流行って・・・いるのかな。
トリック オア トリートか・・・懐かしいな。
うちでも、だいぶ前は毎年やっていたからな。
子どもは好きなんじゃないか、ああいうお祭りは?」

冴木の胸に顔を寄せてうつぶせになっていた柊一は、
どこか遠くを見つめるようなまなざしのまま、そっと寝返りをうった。

「えっ?うちでもというと?」
冴木が怪訝そうに尋ねる。

「そうか・・・お前がうちに来たのは、中学だったな。
その頃には、僕も桔梗も大きくなっていたし、
いくら母に薦められても、さすがに仮装はしなくなっていたか」

ちらっと隣の男の顔を見上げると、どこか焦ったような表情が見えた。

「・・・あの・・・柊一さま、それでは、
お小さい頃はお屋敷でハロウィンをなさっていたのですか?」
「ああ、僕が小学生の頃までかな?」
「仮装・・・なさったんですか?」
「・・・ああ。ハロウィンだからな。
・・・って、おい、冴木、どうした?
今更そんなこと、別にどうでもいいだろう?」

冴木は、肘をついて身体を支えると、腕をつかんで柊一の顔をのぞき込む。

「柊一さまは、一体どんな仮装をなさったんです?」
「痛いっ・・・冴木、そんなに強くつかむな。」
「あ・・・すいません・・・。でも、
教えてください、どんな仮装をなさったのです?」
「確か、桔梗とふたりでおそろいのドラキュラ伯爵とか、
僕がコウモリで、桔梗がカボチャとか・・・。
魔法使いの年もあったかな」

特にドラキュラ伯爵の時には、母が張り切って膝丈のズボンのタキシードを作って、
シルクハハットにマントまで着せられたっけ。

笑みを浮かべて楽しそうにつぶやくと、冴木が少しうなだれている。

「どうした?」
「・・・柊一さまとハロウィンをしてみたかったです」

すねたようなその表情が、妙に可愛らしくて、甘やかしてみたくなる。

「してやろうか?ハロウィン?」
「えっ?本当ですか?」
「ああ。さすがに仮装は勘弁してもらいたいけれど・・・これくらいなら」

何が始まるのか、わけがわからない様子で、冴木は柊一を見つめていた。
ふたりとも視線をはずせないまま、次の瞬間を待ちわびる。

素肌にシーツだけをまとった柊一が、身を乗り出して冴木に顔を寄せた。
吐息がかかるほど唇を寄せて、低い優しい声で語りかける。

「trick or treat・・・お菓子をくれないと、僕がお前にいたずらするよ」

時々顔をのぞかせる小悪魔が、今夜も訪れる。
冴木は、逃さないとばかりに、柊一の身体を抱き込む。

「お菓子よりも、あなたが欲しいから、いたずらしてください」

そう言うと、すべてを奪うような口づけを仕掛けた。
何度も何度も唇を寄せ、舌を絡ませる。

お前からいたずらするのはマナー違反だと、笑いながら
手足をバタバタつかせる柊一を抱きしめて、
その頬を両手で包み込むと、今度は冴木が真剣な表情で柊一をみつめた。


「trick or treat・・・お菓子をくれないと、俺がいたずらしちゃいますよ」
冴木の声が、甘く心地よく身体に響く。

見惚れるほどの美しい笑顔を見せたのち、柊一はそっと目を閉じて、冴木を抱き寄せる。

僕も、お前が欲しいから・・・だから・・・。
もう一度、何度でも。
互いを求め合い満たされる秋の夜は、深く熱い息づかいに満たされていった。






後日談

「もしもし、奥様ですが?
冴木です、ご無沙汰しております。
・・・はい・・・いいえ、特に変わりはありません。
ところで、お忙しい折に、恐縮なのですが、
来週の土曜日にお邪魔したいのですが、ご都合はいかがでしょうか。
はい・・・すいません。
では、11時に柊一さまとうかがいます。
あ、ところで、お願いがあるのですが。
そのときに、柊一さまのアルバムを拝見してもよろしいでしょうか。
はい。実は、ハロウィンの仮装をなさったことがあると、
柊一さまからお聴きしまして。
ええ、是非拝見したいんです。
ありがとうございます!
それでは、朝晩冷え込むようになりましたので、
奥様も桔梗様も、暖かくなさってください。
失礼します」


**************************************************************************

jack-o-lanternれんです♪
やっぱり季節イベントは、できるだけ参加したいものです。
ということで、ハロウィン。
私が柊一さまのママだったら、やはり、膝丈の半ズボンに、
タキシード、衿の立ったマントに、シルクハットを着せてみたいです!
それか、背中に黒いちっちゃいコウモリの羽を付けてもいいかも。
きっと、可愛い~~~~~~(*^_^*)
冴木は、ちゃっかり「柊一さまマル秘アルバム」にターゲットロックオンしてます。
奥様秘蔵のアルバムには、可愛い柊一さまがてんこ盛りですよ、きっと!
そして、全部スキャニングして、萌えアルバムを作るがいいよ。
(れんも彩香も応援するし!だから、私たちにも見せて~~~)

さて、「trick or treat・・・」のセリフですが、実は、冴木については、
実際に聴くことができます。
「今日/からマ/○」シリーズのドラマCD内で、モリモリが言ってくれちゃってるんです。
もう、最高にエロ・・・いえいえ、セクシーでテンション上がります。
興味がおありならば、是非!

それから、いつも拍手を頂き、ありがとうございます!
拍手コメントも頂いちゃって、すっごい感激ですm(_ _)m
(Yっこさん、ありがとうございます!)

では、みなさまにも、Happy Halloween♪
スポンサーサイト

2008.10.13 *Mon*

「魅惑のエプロン」(『スレイヴァーズシリーズ』二次創作)

「これを僕に?」
「はい」
「あの・・・冴木・・・これって、エプロンだろ?」
「そうです」
「えっと・・・夕飯は終わったし、何か夜食でも欲しいのか?」
「いいえ」
「それじゃ・・・」

ベッドに並んで座ったまま、俺はレースをふんだんにあしらった清楚なエプロンを
広げて見せた。

「バスローブを脱いで、素肌にこれを着てください」
「えっ・・・」

柊一さまの頬が微かに赤く色づく。
まるで、パールをちりばめたような肌は、今夜は特別美しい。

「裸エプロンというものですが・・・ご存じありませんか?」
「・・・・・」
「新婚のセオリーみたいなものですよ、柊一さま。
特別なことじゃありません。」
「・・・新婚のセオリー?」
「ええ、みんなやってますからね」
「えっ・・・みんな?」

素直な驚きを浮かべた瞳のなんてお可愛いらしいこと。
星のようなきらめきが光る。

「ええ」
「本当に、そうなのか?」
「はい。先月結婚した総務の田中さんや秘書課の吉田さんも、きっと経験済みですよ。
なにしろ、新婚のセオリーですから」

柊一さまは、視線をそらして微かにうつむいている。
おそらく、衝撃の情報にとまどわれているのだろう。

「僕・・・が着るのか?」
「私の裸エプロン姿をご覧になりたいのですか?」
「いや、そう言う意味ではなくて・・・」
「なら、やはり柊一さまに着て頂きたいです」

今夜の俺は、一歩も退くつもりはない。

「みんな・・・しているのか?」
「はい」
「特別な事じゃ、ないんだな?」
「ええ、新婚なら誰でもしていますよ」

そうだ、柊一さまは、負けず嫌いでいらっしゃるから、
誰でもしていることを、できないとはおっしゃらないだろう。

「わかった・・・」
「ありがとうございます。では、お手伝いします」
「いや、いい。ひとりで着れるから」

そういうと、柊一さまは、俺に背中を向けてローブのひもをゆるめた。
ちらっと、背中越しに俺を見上げる瞳に、ぞくっとする。
両袖から腕を抜き、ローブを肩にはおったままで、エプロンを身体に当てる。

「冴木・・・これ・・・後ろが・・・」
「はい、丸見えになりますね」

柊一さまは、真っ赤になって上目遣いに俺をにらみつける。

エプロンを身につけると、さっと俺の方に向き直る。
肩を揺らしてローブを落とすと、顔を上げて真っ正面から俺を見つめた。

挑発的な強気な表情。
もう、たまらない。

両腕を後ろに回してひもを結ぼうとしている、その無防備な姿に、
自分の中の何かが解き放たれるような気がした。

「柊一さま」

そう言って、俺は、エプロンを身につけた柊一さまを抱きすくめ、
両腕を後ろに戒めたまま、
唇をむさぼった。

「やっ・・・あ・・・冴木・・・」
口づけられたまま、柊一さまは、一歩一歩後退して、壁ぎわに追いつめられる。
これ以上、逃げられませんよ。
角度を変えて何度も口づけながら、
すでに高ぶっている自分自身を柊一さまに押しつける。
柊一さまの手首をそっと放して、そのまま、手を柔らかい双丘にすべらせる。

柊一さまの双丘を両手で愛撫しながら、お互いの高ぶりをこすりつけたい。
はち切れるばかりに充実したお互いのものから、はしたない音が聞こえ始める。


ん?
・・・何だ・・・この音は。
ピピピ・・・って。
おい、違うだろう、この音は。
あ、柊一さま、行かないでください。
ここからが、イイところなんですから!
柊一さまは、うっすらと微笑んで、遠ざかってしまわれる。
柊一さま!柊一さま~~~~~~!


「というところで、目が覚めてしまった。お前からの電話のおかげでな」
殺気だった目でにらみつけられて、若宮は呆然とする。

「そ・・・そんなこと言われても、それは、お前の夢だったんだろう?」
「ああ」
「確かに電話したのは俺だが、だからって、俺に責任は」
「ある」
「あるのか?」
「ああ、大変な責任だ。
柊一さまとのエプロンプレイを邪魔されたんだぞ。」
「夢だろうが、それは・・・」
「おい、若宮。お前も弁護士なら弁護士らしく、責任をとれ」
「責任を取れと言われても・・・」
「夢の続きを見られる方法を教えろ」
「えええええ?」
そんなご無体な・・・まったく、恋に溺れるバカはどうしようもないな。
もっと単純に考えればいいのに・・・。

「冴木。俺に頼ったり、夢に望みをかけるよりも、
実際に柊一くんにエプロンを着せてしまえばいいじゃないか」

何気なく助言したつもりだったが、冴木の顔を見て、全力で後悔した。

まさに、夢から覚めたばかりのような表情。
え?・・・冴木?

「そうか・・・俺としたことが、うっかりしていた。
お前なんかに頼るのではなく、実際に柊一さまに着ていただけばいいんだ」

すまない・・・柊一くん。
俺が、余計な事を言ったばっかりに。

「感謝する、若宮。
こんな簡単な事に気づかないなんて、俺は自分を見失っていたようだ。
そうと決まれば、さっそく準備しなければ・・・」

こんなことを、俺に相談してしまう時点で、
お前は相当自分を見失っているぞ、冴木。

新たな目標に向かって、行動を起こし始めた親友の後ろ姿を見つめながら、
若宮は、やれやれとため息をつくのだった。




***************************************************************************

clover皆様、お久しぶりです、れんです!
前々から書きたかった裸エプロン。
(お待たせ、彩香ちゃん♪)
このあと、絶対に冴木は、目標を達成しますよ!
そして、よせばいいのに、若宮に自慢するんでしょうね~。
で、若宮は「じゃ、俺も!」って思うけど、
相手が早瀬ですから、無理っぽいです(笑)
夢の中の柊一さまは、普段にも増して美しかったことでしょう。
キラキラとパールな素肌、お目々に星ですから!

読んで頂いて、ありがとうございます!



インフォメーション

彩香とれんの萌え満載のBL二次創作小説ブログです♪
れんによる『えれなさんのBL小説スレイヴァー○』シリーズの二次創作SS☆
現在、彩香による『ShokoさんのBLコミック○○な朝』18禁二次創作SS更新中♪いずれの作品も原作・版元には一切関係のない個人の創作になります。了承の上お楽しみくださいませ。



プロフィール

lisa

Author:lisa

レンタルサーバー


Author:lisa
昼は社会人、夜はハードなBL星人です。
無理矢理が大好物なドS属性。
濃ゆくて切ないBL小説が書きたいの。
現在、Hidaka Shoko先生のBLコミック『憂○○朝』に萌え暴走&妄想&二次創作中です。
桂木が好き過ぎて困る。
誰か止めて…笑

lisaの萌えブログ「BL萌え的生活」へはリンクから飛べます^^


Author: れん
Elena先生のBL小説「ス○○○ーズシリーズ」の二次創作担当です。
甘い柊一さまと冴木をお楽しみくださいませ。
にほんブログ村 小説ブログ BL小説へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
創作検索ぴあすねっとNAVI
yu_asa
憂鬱な朝2


title="駄文同盟.com 【全創作系個人サイト検索エンジン!】">
駄文同盟.com









FC2ブックマーク





カレンダー

09 | 2008/10 | 11
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -



FC2カウンター



全記事表示リンク

全ての記事を表示する



Book Mark !



フリーエリア



フリーエリア



フリーエリア



ブログ内検索









QRコード

QRコード



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



Copyright © BL創作小説さくらのはな All Rights Reserved.
テンプレート配布者: サリイ   素材: ふるるか  ・・・ 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。