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2008.12.25 *Thu*

「クリスマスの奇跡」(『スレイヴァーズシリーズ』二次創作)

そう言えば、今夜はクリスマスイブクリスマスツリーだったな・・・。

景気の悪い話ばかりが続くこのごろだけれど、
さすがに、街のイルミネーションキラキラの輝きと華やかさは、気持ちを明るくしてくれる。

以前の僕だったら、冴木と二人で穏やかに過ごすことができれば、
それが最高のクリスマスだと思っていた。
いや、その思いは今も変わらない。
けれど、それだけでは、物足らなくなってきている自分がいる。

「人間って言うものは、随分贅沢なものだ・・・」

恋人らしいクリスマス。
このところ、ずっと考えあぐねている課題がある。
プレゼント、食事・・・冴木の笑顔を、僕が引き出してやりたい。
ところが、何を贈ればいいのか、どこに食事に行けばいいのか、
結局決められないまま今日を迎えてしまった。

「全く、ダメだな・・・僕は。」

そして、このところ冴木は、不規則な勤務が続いていた。
深夜を回るほど遅いかと思えば、出張先に直行だとかで、中途半端な時間に出勤したり。
体調を崩すのではないかと、心配になるほどだった。

「仕事だから・・・仕方がないか・・・。」

物思いに浸っている間に、広尾のマンションにたどり着く。
見上げた先の部屋に今日も灯りはない。

いつもと変わらない手順でセキュリティを解除して、
ドアロックを開ける。
いつもと変わらない仕草でドアを開くと・・・。

「あ・・・・・」

いつもは無機質な玄関ホールに、暖かなキャンドルの灯り。†XmasOrns†キャンドル(*゜▽゜)ノ
そして、リボンと生の果物や木の実でアレンジされたクリスマスリース。リース

「これ・・・は・・・」
靴を脱ぐことも忘れて、見入っていると、よく知った声が僕を迎えた。

「メリークリスマス。おかえりなさい、柊一さま」
「冴木・・・これは・・・?」

いたずらが大成功した時は、きっとこんな表情をするのだろう・・・というような
ちょっと得意げで、うれしそうな冴木の顔。
僕の反応を、うかがっている。

「さぁ、早く上がってください」
そう言うと、僕の手からカバンを取り上げ、
優しく背中を押して、リビングへと連れて行く。

見慣れた空間が、違う装いで僕を迎える。

ふんわりとした間接照明に照らされた物たち。
美しいブルーの光をまとった小さなクリスマスツリー。クリスマスツリー
シャンパングラス、大皿に盛りつけられたオードブル、フルーツ、可愛いケーキ。いちごケーキ


「驚いて頂けましたか?」
「・・・ああ・・・」
「気に入って・・・頂けましたか?」
「・・・冴木・・・」

「私は、あなたのサンタクロースになれましたか?」

低く甘く囁かれる、なじんだ声。

まっすぐに僕を見つめる瞳に、僕自身が映っている。
「お前は、いつだって僕に奇跡をプレゼントしてくれるサンタクロースだ」

そう言って、冴木の唇に口づける。
互いに軽い口づけを与えあい、さらに深い愛撫を求め合う。
なくてはならない暖かさと、手に入れてもまだ、求めてやまない熱さ。
これまでも、そしてこれからも。
出会う奇跡と、愛し合う奇跡。

幸せなクリスマスを迎えられたことに、
心からの感謝を。

雪だるまMerry Christmasツリー

冴木視点で、その後をレポアップロードファイル

ホームパーティーのサイトを回ったり絵文字名を入力してください、クリスマス雑貨を研究したりという
俺らしくない努力は、なんとか成功を収めたようだ。
柊一さまのあの笑顔があれば、睡眠不足も、慣れない買い物プレゼントの苦労も、すべてが報われ
る。

ところが、柊一さまは、自分は何もできなかったとたいそう恐縮してしまわれた。
一緒にシャンパンをあけながら、俺にもたれかかり、肩に頭をあずけた無防備な姿勢。

「僕は、結局お前のサンタにはなれなかった・・・」

お前をよろこばせてやりたかったな・・・。

なんて、寂しげにおっしゃるものだから。

さっそく柊一さまの希望をかなえるべく、次の準備に取りかかった。
赤い幅広のリボンりぼんや、イチゴいちごや、生クリームといった、
一見まったく普通の小道具たちを、
風呂場お風呂や寝室にこっそり仕込みに行く。

そうですよ、柊一さま。
あなたが俺のサンタクロースサンタクロースになりたいとおっしゃるのですから、
俺の理性を吹き飛ばすほど俺をよろこばせてください。

そのために、まずは、あなた自身に、思い切り乱れて頂きます。


(冴木・・・小道具たちの活躍とかも今度詳しく教えてくださいませ♪ れん&彩香)

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彩香とれんの萌え満載のBL二次創作小説ブログです♪
れんによる『えれなさんのBL小説スレイヴァー○』シリーズの二次創作SS☆
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昼は社会人、夜はハードなBL星人です。
無理矢理が大好物なドS属性。
濃ゆくて切ないBL小説が書きたいの。
現在、Hidaka Shoko先生のBLコミック『憂○○朝』に萌え暴走&妄想&二次創作中です。
桂木が好き過ぎて困る。
誰か止めて…笑

lisaの萌えブログ「BL萌え的生活」へはリンクから飛べます^^


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