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2009.04.25 *Sat*

『小悪魔の右手』スレイヴァーズ二次創作 by れん

久しぶりに実家に戻ってゆっくりした夜に知らされた新事実。
「へぇ~、兄さん知らなかったんだ」

うっかりばらしちゃったから、冴木に嫌な顔されるかも。
・・・と、肩をすくめて桔梗は笑っていた。

「まさか、あいつは、そんなこと気にしないよ」
なにげないそぶりでそう言ったが、
実は、一番気にしているのは、僕だった。

毎日一緒にいても、こんな日常的なささやかなことを知らなかったなんて。
しかも、桔梗が知っていたなんて。

・・・許せない。
独占欲の強い自分に、苦笑いしていた。



週末の夜。

追い立てるように冴木を風呂に行かせると、
柊一は、ある小道具を右手に持って、
ベッドに正座していた。

「柊一さま・・・えっ・・・どうなさったのですか?」
「こっちに来てくれ、冴木」
「はい?」
「ここに」
「・・・はい」
・・・なんだろう、改まって。
まさか・・・別れ話?
・・・いや、そんなはずはない。
昨晩だって、明け方近くまで存分に愛し合ったはず。
あ・・・ひょっとして、俺がしつこすぎたから?
いまさら・・・だな。
では、一体・・・。

「冴木。僕は知らなかったんだけど、お前、耳掃除が苦手なんだって?」

え?

「自分ではするのが怖いんだって?
なんで、もっと早く言ってくれなかったんだ。
そうと知っていたら、僕がしてあげたのに」

えええ?

水くさいぞ・・・と、甘く責めるようなまなざしの柊一は、
思わず抱きしめたいほど色っぽいが、
その右手には、真新しい耳かきが握られていた。

「いえ・・・あの・・・そんなことは・・・」
「違うのか?」

冴木は焦っていた。

実は冴木は小さい頃から耳掃除が嫌いだった。
痛いようなくすぐったいような、あの独特の頼りない感覚が我慢出来なかったのだ。
もちろん、今はいい年の大人でもあり、
耳のケアくらいは自分でできている。
しかし、人にやってもらいたいと思えるほど『大丈夫』ではなかった。
いや、はっきり言って、自分だからこそ我慢もできるのであって、
誰かにされるなんて事は、絶対に願い下げだった。

それなのに。

「今日は、僕が耳掃除をしてやる」

冴木は微動だにしなかったが、内心はパニックだった。

冴木自身は叫び声は上げなかったが、
その魂が言葉を持つならば、きっと素直に叫んでいただろう。

ひいぃぃぃ~~~~~~~~~~~!
絶対に、勘弁して欲しい!

しかし、目標を決めた時の柊一は強い。
最強と言ってもいいだろう。
左手で冴木を引っ張ると、自らの太ももに頭を固定しようとした。

そう。
膝枕である。

その誘惑に乗りそうになったが、思い直して、起きあがる。

「いえ、柊一さま、そんなことしていただくわけには・・・うわっ」

まさか柊一に押し倒される日がくるなんて。
無理に起きあがろうとした冴木に柊一の身体が乗り上げる。

「冴木。僕にされるのが・・・嫌なの?」
「あ・・・」
潤んだ瞳に見つめられて、正直に嫌だなんて、言えない雰囲気だった。
あんなこととか、こんなことなら、大歓迎なのだが、耳掃除は断固拒否したい。

「さ、僕を信じて。大丈夫。最初は痛いかもしれないけど、
だんだん気持ちよくなるから」

あの・・・それって、何の話ですか柊一さま。
ナニですか?
さりげなくシモネタですか?

「優しくするから。入れるよ」
「・・・・・・・」
「任せてくれよ。痛くしないから。
大丈夫。無理やり突っ込む・・・なんて事、しないから」

はい・・・それをしたのは、俺のほうでした・・・。

「じゃ、力を抜いて・・・」
「・・・あっ」
「まだ先の方だろ。感じやすいんだな、冴木って」
「いえ・・・あの・・・」

怖いだけなんです・・・なんてことは、言えない。

「うわぁっ」
「ははは・・・ここはダメ?
じゃ、これは?
えっ?どう?
ココ・・・よくない?」

ひとつひとつの小さな動作に、身体をビクビクさせる冴木が可愛い。

いつの間にか、本来の耳掃除よりも、冴木の反応を見たいという気持ちが
強くなっていく。

一方の冴木は・・・。
それでなくても甘い柊一の声が、低く優しく耳元で囁く。
こんな場面でなかったら、とっくに理性はぶちぎれていただろう。
しかし、今は、それどころではなかった。
冴木は、じっと身体を堅くしたまま、柊一の気が済んでくれるのを、
今か今かと待ち望んでいた。

「あの・・・柊一さま」
「なんだ、冴木?」
「もう・・・十分なんですが・・・」
「えっ?何をいってるんだ、これからだろう?」

えええええええ~~~~~~~~(冴木の魂の叫び)!

「もっと奥まで・・・(ぐりっ)させてくれよ」
ひゃぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~(冴木の魂の声です)!

「気持ち・・・いい?」
「(ぜぇぜぇ)あの・・・・いえ・・・はい。」
「どうなんだ?」
「あ・・・あの・・・はい、気持ちいいです」
やっとの思いで、返答する。

「そうだろう? じゃ、もう少し奥まで・・・」



柊一が冴木を解放したのは、さらに20分後。
耳の中から、耳たぶの周辺まで、耳かきと綿棒で丁寧にぬぐわれて、
冴木は心身共に、疲れ果てていた。

「冴木・・・どうしたの?
気持ちが良すぎて、腰が立たないのか?
ふふっ・・・なんか、可愛いな」

柊一は、耳かきを持たせても、かなりの小悪魔だった。


************************************************
れんです。

冴木が可哀想なことになってしまって、すいません。
しょうもない話で、反省してます・・・でも、
こういうの好きなんです(*^_^*)

何が書きたかったって、柊一さまの攻め口調です!
甘くてクールなお声で、冴木を攻めて頂きたい(笑)

そして、柊一さまは、案外凝り性ですからね。
ひとたび耳掃除にはまると、
いろんな綿棒とか試したがりそうです。

読んで頂き、ありがとうございました。

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無理矢理が大好物なドS属性。
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桂木が好き過ぎて困る。
誰か止めて…笑

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