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2011.06.06 *Mon*

アクシデント。

P1000901_convert_20110605210930.jpg
プチお久しぶりの更新です。
先週は忙しかった、目も頭も疲れた…。

本日も予約投稿です。
たぶん、今頃あたいは出勤前のバタバタ中…涙

R18。
オコチャマは厳禁でお願いします。

いつもより長めになってしまいましたが、最後までおつきあいいただけると嬉しいです。

シリアス書く気マンマンだったんだけど……^^;
「え、桂木が事故?!」

田村からの知らせを聞き、暁人は大慌てで学院から帰邸した。
「外出先で、運悪く落下物が頭に当たって…」と真っ青な顔で説明する老執事を押しのけ、外套も脱がずに二階へ続く大階段を駆け上がると、桂木の部屋の扉を勢いよく開け放った。

「桂木!!」

室内は、青いビロードの厚いカーテンが締め切られ、薄暗かった。
ベッド脇のランプの灯りだけが、ぼんやりと枕元を照らしている。

暁人は、息を切らして、ベッドに静かに横たわる桂木の元へと走り寄った。
美しい漆黒の瞳が、ぼんやりと天井を見上げている。

ああ、良かった、生きている!!

暁人は安堵のあまり、その場に座り込みそうになる。
実際、ベッド脇の床に膝をついてしゃがみこみ、桂木の細い手を握り締めた。

「桂木、大丈夫か?!」

桂木の視線がちらりと暁人を一瞥したかと思うと、みるみるその美しい顔に困惑の表情が広がる。
何か言葉を発しようとするかのように、薄い唇を震わせるが言葉は出てこない。

――様子が変だ。

「どうした、桂木?」

桂木は、戸惑ったように美しい眉を顰め、赤の他人を見るような目で暁人を見つめながら、ぽつりとこう言った。

「………貴方は誰ですか?」


「かつら…ぎ?」
暁人の目の前が真っ暗になり、足元から深い穴に吸い込まれていくような気がした。
「申し訳ございません、旦那様。すべてわたくしの不徳の致すところです」

神妙に侘びを入れる桂木に、複雑な表情が隠せない暁人だった。

事故から数週間。
桂木は一切の仕事を休み、久世家で療養していた。
だが、相変わらず記憶はさっぱり戻らなかった。

「いや…お前のせいではないよ。あれは運の悪い事故だったんだ。お前だって、必死に記憶を取り戻そうと苦労しているんだ。焦らなくていい。のんびりと構えていれば、そのうち何もかも思い出せるさ」
暁人は自分自身を納得させるかのように言った。

「…だとよいのですが」
桂木はつらそうに眉根を寄せた。
そんな表情すら美しい。暁人は思った。

「それより、旦那様って呼ぶな。暁人だ。何度言わせるんだ。僕はお前は僕の恋人なんだ」
「……はい。…暁人…さま」

『はい』と答えるのに微妙な間があった。

記憶を失っていても、やはり納得していないのか……。
律儀に『さま』をつけるところが、なんともよそよそしい。

事故に遭って、一切の記憶を失った桂木に、「僕たちは恋人同士だった」と嘘を教えてみた。
そうすれば、本当の恋人同士になれるような気がして――。

暁人は思わず深いため息をついた。

「今夜は、早めに暁人様のお部屋に伺いますので」
暁人の失望を敏感に察知した桂木が、とりなすように申し出た。

「いや、無理しなくていい。顔色が悪いじゃないか。まだ本調子ではないんだろう?」
桂木を気遣い、珍しく暁人が断わろうとする。
「大丈夫です。もう何ともありませんので」
「……本当に?」
「はい」
健気に答える桂木だった。

「だったら、食事が済んだらさっさと風呂をすませておけよ。今夜は僕がお前の部屋に行くから

やっぱり俺様な暁人きゅんだった。
「あ…あぁ…もう…ゆるして…」
シャツの前をはだけたまま、暁人の上に跨った桂木は、切なげに腰を揺らしながら懇願した。

「駄目だ」
無情にも暁人が言い放ち、桂木は絶望で目がくらむ。

何度も極めそうになりながらも、意地悪なご主人様の手で、前を強く戒められ、どうしてもイクことができない。
ソコは痛いくらいに張りつめ、とろとろと蜜を零し、開放を待ち望んで震えていた。

「名前を呼べよ……そうすればいくらでもイカせてやる」
「……うう…」

『暁人様』
そうひとこと、言うのはたやすい。
自分たちは恋人同士なのだから、何の抵抗もないはずだ。

なのに、どうしてもそのひとことが口にできない。

なぜなのか――。
自分でもわからない。

だが、これだけはわかっている。

その名をひとたび口にしてしまえば、抑えていたすべての感情が溢れ出し、最後には本音を言ってしまうと。

「桂木…かつらぎ……」

興奮した暁人の突き上げが、ますます激しくなる。
木の葉のように揺さぶられ、膝ががくがく震える。

「桂木――」

桂木の白い肢体をベッドにうつ伏せに押さえつけ、柔らかくほぐれた蕾に、いきり勃った自身を再び深く突き入れた。

「ひっ…あっ……ああっ」
「桂木…気持ち…いいだろ…お前、後ろから乱暴にされるの…大好きだものな…」
「あ…ううんっ……」
違うと必死に首を振りつつも、激しく感じてしまう桂木だった。

「ここも…好きだよな。こんなに尖らせて…いやらしい奴だ」
荒々しく腰を使いながら、乳首をきゅっとつまんでやる。
「あっ、いいっ…そこ…好き…ううんっ…もっと…」
もっと深く強く暁人を感じようと、淫らに腰を揺らす桂木のはしたない姿に、暁人の興奮ももはや限界だった。

「桂木…お前が好きだ…本当に好きだよ……」
桂木の柔らかい首筋に熱い口づけを落としながら、暁人は桂木の最奥に、情熱の雫をたっぷりと放った。

熱く切ない暁人の囁きを耳朶に受けながら、桂木もついに自分自身を解放した。
「旦那様――なぜあなたが、ここで寝ていらっしゃるのですか?」
北極のブリザードもかくや、という冷たい声が頭上から降ってきた。

翌朝、暁人が気持ちよく目を覚ますと、ベッドの隣には、眉間にしわを刻み、超不機嫌な桂木がいた。

「か、桂木、昨夜のこと覚えてないのか?
てか、お前、ぜんぶ思い出したのか?!」

「何をごちゃごちゃ言っているのですか、旦那様。
なぜ、あなたが私のベッドで寝ているのかとお尋ねしているのです。しかも裸で!」

「――お前だって裸じゃないか。おあいこだろ」
暁人は、ふうっと大仰にため息をついてみせると、悪びれもせずに真っ裸でベッドから立ち上がった。

「あ、暁人様…!」

暁人は椅子にかかっていた褌で前を隠し、くるりと振り向いた。

「とにかく――お前の記憶が戻ってよかったよ。本当に。
お前は何も覚えていないようだが、どうなることかと本当に心配したんだよ。
……だが、もう少し、あのままでいたかったかもな。素直におねだりするお前…可愛かったから」

暁人は寂しげに肩をすくめると、あたりに散らばった衣類を手早く身につけ、部屋を出て行った。

「――暁人様、可愛いって何がですか???」

思わず我を忘れ、ガラにもなく大声を上げてしまった桂木だった。

その声が誰の耳にも届かなかったのは、彼にとってラッキーだった。
何しろ彼は、泣く子も黙る久世家の超クールな家令、桂木智之なのだから。

☆おしまい☆
最後までお読みいただいた、そこの貴女。
どうもありがとうございました。
また遊びに来てくださると悦びの踊りを踊ります^^
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COMMENT

りささんおはよーございます。
早速、来ちゃいました~。
朝からPCの前でニヤニヤ、そしてブッと吹き出しそうになっちゃいました(爆)
いきなりコメディー?的なノリがツボですよ~。
ともあれ、記憶喪失であっても桂木とヤレた事はラッキーですよね。
反対に暁人が記憶喪失になったらどうなるのかな?
案外、桂木が日頃の想いを暁人にぶつけそうだわ~。←良い意味でも悪い意味でも…。
そして、Hはリバ推奨です(`・ω・´)ゞキリッ
暁人の記憶を取り戻すために、桂木の熱い楔を打ち込むのよ~。←朝からHEN隊。

…本当に人様のブログでスミマセンね(汗)
今日は気分良く仕事頑張れそうです。
そして、昼休みには再度読み直して携帯片手にニヤニヤします。(勿論マスクして)
朝から萌えをありがとうございます。
リサさんが妄想すると私も触発されて妄想しちゃいます。(えっ?いつもしまくりだろっ?)

2011/06/06(Mon) 07:47 | ロミオ。 #- [Edit
<ロミオ。さんへ♪
ロミオ。さん、こんばんは~♪早速お越しくださってありがと~♪桂木も悦んでるわ^^

> 朝からPCの前でニヤニヤ、そしてブッと吹き出しそうになっちゃいました(爆)
> いきなりコメディー?的なノリがツボですよ~。

おほほ、朝からニヤニヤしていただけるとは、書いた甲斐がありましたよ~~♪
え、ツボに刺さりました?わ~~い♪

> ともあれ、記憶喪失であっても桂木とヤレた事はラッキーですよね。

ですよねですよね!
なにかとかこつけて、桂木とヤリたいお年頃のきゅんなのです^^

> 反対に暁人が記憶喪失になったらどうなるのかな?
> 案外、桂木が日頃の想いを暁人にぶつけそうだわ~。←良い意味でも悪い意味でも…。

わおわお♪面白そう~~!!
ロミオ。さん、遠慮はいらねぇ(え、してない?)ぜひ書いちゃってくださいな♪

> そして、Hはリバ推奨です(`・ω・´)ゞキリッ
> 暁人の記憶を取り戻すために、桂木の熱い楔を打ち込むのよ~。←朝からHEN隊。

爆笑!!今は夜だけどやっぱりHEN隊だわ~~♪
いやんいやん、桂木の熱い楔って…聞いただけで身悶えしちゃう私もHEN隊ですか~~!(笑)
それ絶対、読みたいんですけど~~!!ロミオ。さん、プリーズです!(おねだり小僧!)

> …本当に人様のブログでスミマセンね(汗)
> 今日は気分良く仕事頑張れそうです。

それは何よりです~♪
あ、萌え発言バッチコイですよ♪
私こそ、ロミオ。さんのお宅で挙動不審(笑)を繰り返してる気が…汗

> そして、昼休みには再度読み直して携帯片手にニヤニヤします。(勿論マスクして)
> 朝から萌えをありがとうございます。
> リサさんが妄想すると私も触発されて妄想しちゃいます。(えっ?いつもしまくりだろっ?)

HEN隊メンバーにマスク必需品ですね^^
私も外出するときバッグに入れておかねば!!
おおっ、ロミオ。さんの妄想超お待ちしています。
桂木の熱い楔(笑)ヨロシクです♪

コメントありがとうございました^^
2011/06/06(Mon) 22:05 | lisa #- [Edit
ぎゃっ!!妄想の続きふられちゃったよ~。
桂木の楔…(笑)
マジヤバい…。
ちょっと妄想してみる…(@゚▽゚@)。
2011/06/07(Tue) 09:33 | ロミオ。 #- [Edit
<ロミオ。さんへ☆
こんにちは~。

おほほ、続き、ふっちゃっいました。
どうぞヨロシクです~~♪(おねだり小僧)

> 桂木の楔…(笑)
> マジヤバい…。
> ちょっと妄想してみる…(@゚▽゚@)。

桂木の楔…妄想しようとするだけで、マジヤバいですね(涎)
lisaが欲しいです(え、きいてない?笑)
楔を打ち込まれたきゅんは、どんななっちゃうんでしょうね。
ヤバすぎて妄想ができないの…^^
ロミオ。さん、わおわお、楽しみにしてます~♪
2011/06/07(Tue) 14:48 | lisa #- [Edit

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lisa

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Author:lisa
昼は社会人、夜はハードなBL星人です。
無理矢理が大好物なドS属性。
濃ゆくて切ないBL小説が書きたいの。
現在、Hidaka Shoko先生のBLコミック『憂○○朝』に萌え暴走&妄想&二次創作中です。
桂木が好き過ぎて困る。
誰か止めて…笑

lisaの萌えブログ「BL萌え的生活」へはリンクから飛べます^^


Author: れん
Elena先生のBL小説「ス○○○ーズシリーズ」の二次創作担当です。
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