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2011.06.19 *Sun*

嫉妬。その2

P1000892_convert_20110619165824.jpg
嫉妬。その1」の続きです。
雨の休日は妄想がはかどります。

見切り発車でスタートしたお話ですが、HEN隊仲間^^のロミオ。さんからいただいたステキヒントで、ますます(笑)予想外の方向に行ってしまいました。
たまには違ったCPもね♪ってことで、オリジナルにこだわりのない広いお心の方のみ、続きクリックプリーズです♪
全身を耳にして意識を集中する。
衣擦れの音に混じって、秘めやかな吐息が確かに聞こえる。

「……う…ん………」
「桂木……」
「…あ…重之さ…ま…もう…」

濡れた口づけの音。
ギシギシと激しくベッドの軋む音。
懇願する桂木の甘い声――。

暁人の頭がかっと熱く燃えた。
焼けるような嫉妬で目の前が暗くなる。

暁人はぶるぶると拳を震わせ、扉にもたれかかったままずるずると床に座り込んだ。

嫌だ!嫌だ!!

両手で耳を塞ぐ。

わかっていた――。
ずっと昔から、桂木が久世家のために、相手を選んでこういうことをしていることを――。

初めて桂木の行為に気づいたのは、いつだっただろう?
偶然、漏れ聞こえてきた情事の物音で、桂木の秘密を知ってしまった時の衝撃は忘れない。

僕は最初、秘めやな大人の行為を桂木と共にしている相手に対して、わけもわからず、やみくもに腹を立てていた。
幼かった僕は、桂木に対するこの感情が何を意味するかわからなかった。
このもやもやした苛立たしい気持ちが、嫉妬というものだと知ったのは、しばらくたってからだった。

普段の澄ました桂木からは、想像もつかない甘い声。

そのうち夜毎の夢に一糸まとわぬ桂木が現れて、淫らな妄想をかきたてるようになった――。
幾度、下穿きを罪の雫で濡らしたことか――。

そして桂木は、僕のこの邪な気持ちに気づいていながら、何食わぬ顔で僕をもてあそぶのだ。

罪作りな桂木――。

我慢に我慢を重ね、ずっと見て見ぬ振りをしてきたけど、もう限界だ。
僕はもう子供じゃない。

桂木は僕のものだ――。
誰にもわたさない。

その時、もたれかかっていた扉が内側に開き、暁人は座ったまま倒れこんだ。

「暁人様!どうしてここに…」

重之が、戸口で驚きの声を上げた。
暁人は重之を突き飛ばし、室内に飛び込んだ。

「桂木!」

客間の豪華なダブルベッドの上に、シャツだけまとったしどけない桂木の姿があった。
真っ白な肌に点々と散る、薄紅色の跡が生々しい。

「桂木、何をしてるんだ……」

桂木は顔色を変えるでもなく、乱れた黒髪を手で整えると、黙って衣服を身につけはじめた。

「桂木、何か言えよ!お前、こんなことをして…まるで娼婦じゃないか!」
「娼婦でも男娼でも結構ですよ。これで私の望みが適うのなら」
「桂木!!」

思わず襟ぐりを掴むと、強い力でぐいと引き離されてしまう。
呆然としている暁人を尻目に、桂木はさっさと身支度を整えると、重之に軽く一礼して部屋を出て行った。

「お子様は相手にしないってさ」
重之が耳障りな声で笑った。
暁人はきっと彼を睨みつける。
「桂木は僕のものだ!誰にも指一本触らせない。重之様、あなたにもだ!」
「おやおや、子供だとばかり思っていたが、すっかり一人前のご主人様気取りじゃないか」

カッときて思わず重之の胸倉を掴むと、逆に手首を掴まれ軽くひねられる。
「痛…っ」
「いいかい、おちびちゃん。はっきり言ったらどうかな。僕がうらやましいと。僕のように桂木を好きにしてみたいと」
「うう……」
「知りたいんだろう?桂木を抱いてやると、どんな甘い媚態を見せて乱れるのか……」
「うるさい!!」
「ちょうどいい機会だ。僕が教えてあげるよ。すぐそばにベッドもあることだしね」

あっという間もなく、重之にベッドに押し倒されていた。

☆『嫉妬。その3』最終回につづく☆
わおわお、暁人様大ピンチ…どうしよう~!汗(←自分でなんとかしろ^^;)
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COMMENT

わぉわぉ~、続きupされてた~。
ラッキ~。りささんありがとー。
萌え死んじゃいそうだわ~。
私も暁人と一緒に桂木の秘め事を聴き耳たてたかったわ~。
暁人は中学生の時には桂木に対する自分の気持ちを理解してたのね。
わかってって知らぬふりをする桂木は正真正銘のドSだわ。でもそんな桂木が好きよ~。
3話は暁人きゅんヤラれちゃうかも~の大ピンチなのね。ワクワク…。
どっちが受けるのかしら?
このお話では西園寺が攻めだよね?
西園寺が攻めだったら、西園寺は絶倫??
桂木と暁人は西園寺繋がりで違う意味で兄弟になれて良いよね。(穴兄弟。)←そう言う問題じゃない。(@゚▽゚@)。
はぁ~~~、次の妄想upが待ち遠しいです。
2011/06/19(Sun) 17:41 | ロミオ。 #- [Edit
<ロミオ。さんへ☆
わおわお、早速ありがとうございます♪いつも本当にありがとね~^^

> 私も暁人と一緒に桂木の秘め事を聴き耳たてたかったわ~。
> 暁人は中学生の時には桂木に対する自分の気持ちを理解してたのね。
> わかってって知らぬふりをする桂木は正真正銘のドSだわ。でもそんな桂木が好きよ~。

桂木筋金入りのドSよね~。そんな桂木に惚れこむなんて暁人きゅんも相当なドM(笑)よね♪
暁人はいつごろ自分の恋心(邪な想い?)を自覚したんでしょうね。
中等部の終わりごろにはしてたと思うの。
桂木は利用できるものなら、たとえご主人様の恋心でも利用しちゃうのよね。
酷すぎる~~~でも大好き!(どっちだよ)

> 3話は暁人きゅんヤラれちゃうかも~の大ピンチなのね。ワクワク…。
> どっちが受けるのかしら?
> このお話では西園寺が攻めだよね?
> 西園寺が攻めだったら、西園寺は絶倫??

このお話では桂木を攻めてます~。
絶倫かどうかは謎(笑)だけど。
このまま行けば、暁人きゅんも食べられちゃうかも~~~わおわお、犯罪だわ♪

> 桂木と暁人は西園寺繋がりで違う意味で兄弟になれて良いよね。(穴兄弟。)←そう言う問題じゃない。(@゚▽゚@)。
> はぁ~~~、次の妄想upが待ち遠しいです。

爆笑~~!穴兄弟!激ヤバワードっぽいけどFC2、見逃してくれたのね^^
高尚すぎて(?)意味がわからなかったのかも~。
ところで、オリジナルで森山公爵夫人の娘(貴子さま?)って、母親と夫が桂木つながりで穴兄弟(?)なんですよね…よく考えるとすごい不憫です。
つくづく桂木って罪作りな男だわ。
妄想、ボチボチ頑張ります。梅雨で雨が多いからはかどるかも♪
ロミオ。さんの続きも、ストーカーのりさが待ってます~~!
2011/06/19(Sun) 18:15 | lisa #- [Edit

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昼は社会人、夜はハードなBL星人です。
無理矢理が大好物なドS属性。
濃ゆくて切ないBL小説が書きたいの。
現在、Hidaka Shoko先生のBLコミック『憂○○朝』に萌え暴走&妄想&二次創作中です。
桂木が好き過ぎて困る。
誰か止めて…笑

lisaの萌えブログ「BL萌え的生活」へはリンクから飛べます^^


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