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2011.07.02 *Sat*

「嫉妬。その3」

P1030194_convert_20110626155118.jpg

ちょっとお久しぶりの更新になります、汗。
(誰か待っててくれるのかしら…。)
急に蒸し暑くなったりして、バテ気味…妄想もこう暑いと萎えちゃうよ…

嫉妬。その2」の続きです。最終回。
シリアスです。

アキヒト様がまだオコチャマ(?)なので、エチは薄め。
シゲユキ様が、綺麗なお顔に似合わず少々鬼畜です。

R18。
大人のあなた続きをクリックプリーズです。

「何を…」
のしかかってくる重之の重みを全身で受け止めながら、暁人は両手をつっぱねて抵抗した。
重之は、その手首をいともたやすく一纏めにして動きを封じると、手早く暁人のシャツのボタンを上からはずしていく。
必死にあがく暁人とは対照的に、重之の美しい顔には、余裕の笑みが浮かんでいる。

「ほう……」
しみひとつない若々しい肌が露わになると、重之の唇から思わずため息がこぼれた。

「これはこれは……君はこんな素晴らしい宝を隠し持っていたんだね。
すべすべとした絹のように滑らかな肌。しっとりと手に吸いつくようだ」
重之の温かい手のひらが、その柔らかさを堪能するように、暁人の滑らかな胸を撫でる。

「やめ…ろ」
暁人の顔に嫌悪が浮かぶ。
だが、それを見て重之はますます調子づいた。
じたばたもがく暁人をたやすく押さえつけ、美しい獣のように舌なめずりする。

「は…なせ……」

暁人はこれまで経験したことのないような恐怖に、体の奥から震えるのを押さえられなかった。

嫌だ…。
怖い……。

重之は震えが止まらない暁人を満足気に見下ろしていたが、やがて焦らすようにゆっくりと、暁人の滑らかな肌に舌を這わせ、ピンクの乳首をぺろりと舐めた。
びくりと暁人の胴が震え、子ウサギのように怯えた目で重之を見上げる。
薄茶色の目に、じわりと涙が浮かんでいる。

「ふふ…かわいいな」
それを見て、重之がふわりと微笑む。

この人は、大輪の薔薇の花のようだ――。
暁人は、このピンチの最中にふと思う。

重之様は、高貴な華族だけが持つ、特権階級の華やかさを持っている。
見てくれは華やかで美しい。
だが触れると棘があり、傷つけずにいられないのだ。

同じ美しさでも桂木とは対照的だ――。
月光の下で密やかに、だがしかし、凛と咲く一輪の白い花のようなたたずまいの桂木。
どこか秘密を抱えたような桂木の美しさに、僕は幼いころからどうしようもなく惹かれている。

「どれ、こっちも可愛がってあげよう」
不意に重之の手がズボンの前に触れてきて、暁人はビクリと腰を引いた。
さわさわと羽のようなタッチで生地の上から撫でさする。

「君も…桂木を想って、自分でこういうこと、するの?」
「しない…!」
「ふふ、嘘をついたって駄目さ。毎晩、ベッドでこっそり桂木のことを考えながら、ここをこうして…」
重之の手が、するりとズボンの前から忍び込む。
器用に褌をかき分け、暁人の分身をぎゅっと握りこむ。

「あっ」
「ふふ…なんてかわいい声で啼くんだろうね、おちびちゃん。本気になりそうだ」
重之が美しい顔で、恐ろしいことを言ってのける。
「ほら、正直に言ってごらん。桂木のどんな姿を妄想しながら、ここをどんなふうに弄っているのか……」

「ああっ…」
重之の指が器用に動いて、暁人の感じる部分を探っていく。
やわやわと揉みしだかれると、たちまち芯を持ち、頭をもたげる。

「ふふ、硬くなった」
重之が含み笑いをもらす。

恥ずかしくてたまらない――。

嫌悪しか感じないのに、
やめてほしいのに――。
体の奥から、じわりと快感がわいてくる。

「ふふ、案外感度がよさそうだね。もう濡れてきた。
桂木はここが好きなんだけど…君はどうかな」

重之は甘ったるい声で耳元で囁くと、すでに硬くなった暁人の先端を、優しく指で愛撫する。

「あっ…うんんっ…あぁっ」
触れるか触れないかの軽い愛撫に、暁人は思わず腰を浮かせ、両膝をがくがくさせてあっけなく頂点に達した。

悔しい――!
こんな奴の自由にさせられるなんて―。
権力に物を言わせて、桂木を自由にしているこの男に――。

不覚にも暁人の目から大粒の涙がぽろぽろこぼれ、頬を伝ってシーツを濡らした。

「気持ちよかったかい?でもお楽しみは、まだまだこれからだよ――」

「いい加減になさってください、重之様」
その時、客間の扉がバタンと開き、桂木が入ってきた。
美しい顔に険しい表情を浮かべている。

「おやおや、お堅い教育係のお出ましだ」
重之は少しも悪びれたふうでもなく、暁人の上から体を起す。

「悪ふざけはほどほどになさってください。暁人様が本気で怯えています。体は成長されてきましたが、まだまだ子供なのです。どうか手加減なさってください」
桂木の口調はあくまでも丁寧だが、氷のように冷ややかだ。

「残念だったね、おちびちゃん。我を忘れるくらい、気持ちいいことしてあげようと思ったのに。今日のところは、諦めるしかないな」
重之は心底残念そうに肩をすくめた。

「じゃあ、また。桂木、また僕の屋敷にも来てよ」
重之はさっさと立ち上がると、桂木の肩に馴れ馴れしく手をかけた。
そして我が物顔で桂木の肩を抱き寄せながら、暁人に言った。
「そうだね――もう少し君が大人になってから、桂木を交えて三人で…、というのも悪くないな」
「重之様!」
思わず桂木が声を荒げた。
「まあまあ楽しかったよ、おちびちゃん」
重之は捨て台詞を残して、部屋を出て行った。

「まったく…重之様も油断ならない御方だ。私が目を話した隙に、あろうことか暁人様にちょっかいを出されるとは」
桂木は珍しく、腹立たしげに口にした。
そして、まだ口惜しさがおさまらず、ベッドでしゃくりあげている暁人に近づき、髪に触れた。
優しい手でそっと撫でる。
だが、口から出る言葉は厳しい。

「よろしいですか、暁人様。私の言いつけを守らないから、このような目に遭うのです。
怖い思いをなさったでしょうが、自業自得です。
これに懲りたら、二度と重之様にはお近づきにならないように」

「桂木―お前は嫌じゃないのか?」
「何がです」
「お前は重之様と…その……あんなこと…好きでもないのに」
「暁人様、あなたももう少し大人になれば、いずれわかります。
世の中は、好きという気持ちだけではどうにもならないことが多いんですよ」
桂木の端正な顔に、ふと淋しげな影が落ちたような気がした。

「そんな姿では使用人たちに会わせる顔がありませんよ。さあ乱れた衣服を整えて、顔を洗ってください」
「……うん」
「では私はこれで」
「なあ、桂木」

扉のところで桂木が振り向いた。

「僕は大人になっても、意に沿わない相手とあんなことは絶対にしない」
「……」
「僕はまだ世の中のことはよく知らない。でもこれだけは言える。
僕は、本当に好きな相手しか抱かない。絶対にだ」

「…よろしいではありませんか。そうなされば」

桂木は口元だけで微笑むと、扉を閉めて出て行った。

桂木――。
百戦錬磨、大人のお前から見たら、僕などまだまだ子供なんだろう。
だけど、いつかお前に認められて、お前にふさわしい大人になって――。

そうしたらきっと――。
僕はお前を――。

暁人は自分の胸にだけ、その続きをしまいこんだ。

☆おしまい☆
最後までシリアスだったのは、初めてかもです。
少しでも楽しんでいただければ嬉しいです。



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COMMENT

りささんこんばんは~。
そろそろ更新だろうなぁ~という私の予想は的中して、嬉しいです。
ヤッホ━━(*≧▽≦)ノ━━♪

素晴らしいの一言です。
桂木が桂木らしく、暁人が暁人らしく、西園寺もこういう悪ふざけしそうで、本家読んでるみたいでした~。
桂木はこの頃から暁人きゅんが気になってたのかしら?
意味深な薄い笑いが気になるわ~。
暁人もね、身体は大人だけど、心は純粋なのね。初々しくて萌えます(`・ω・´)ゞキリッ
カワイイ暁人きゅんが、あんな俺様顔をするなんて、この時は誰も予想出来なかったよね~。
本当に立派になって~、おばたん泣いちゃうわよ。

何気にこのお話の西園寺が好きです。
正直もっと暁人をいじめて欲しかったな♪
それを陰で見ている桂木…。←ちょっと怖い。

はぁ~~~、萌えをありがとー。
まじで生き返ったぁ~。

最高だぁ~。


おかわりヨロスク!(*`◇´*)ゞ
2011/07/02(Sat) 23:41 | ロミオ。 #- [Edit
待ってました!
いやあ♪萌え萌えです゜+。(*′∇`)。+゜重之×若い暁人大いにありですね!重之様と桂木を花に例えるのも超素敵でした(´∀`)♪♪

それから今回ばかりは私的には意外な萌えだったこともあり、桂木の登場に舌打ちしちゃいました^ロ^;それかこのまま桂木が頂いちゃっても(笑)

あのう彩香さん…3Pおねだりしても良かとですか(涎)?!
2011/07/03(Sun) 00:04 | 暁生 #- [Edit
<ロミオ。さんへ♪
こんばんは~。いつもありがとうございます~♪

> そろそろ更新だろうなぁ~という私の予想は的中して、嬉しいです。
> ヤッホ━━(*≧▽≦)ノ━━♪

わわっ、すごい予感ですね!
久々に更新したのに、早速見つけてくださって嬉しいです。

> 素晴らしいの一言です。
> 桂木が桂木らしく、暁人が暁人らしく、西園寺もこういう悪ふざけしそうで、本家読んでるみたいでした~。
> 桂木はこの頃から暁人きゅんが気になってたのかしら?
> 意味深な薄い笑いが気になるわ~。

わおわお、喜んでいただけて私も嬉しいです^^
この蒸し暑い中(笑)がんばって書いた甲斐があるってもんです♪
今回はかなり本家のキャラを重視してみました~。(いつも崩壊しすぎ…汗)

桂木は普段はきゅんのことそんなに意識してない(オイ)んじゃないかと思うんだけど、他人に手を出されると黙っちゃいられない…気がします^^
でも、やっぱり潜在意識のどこかで意識してたのかも。

> 暁人もね、身体は大人だけど、心は純粋なのね。初々しくて萌えます(`・ω・´)ゞキリッ
> カワイイ暁人きゅんが、あんな俺様顔をするなんて、この時は誰も予想出来なかったよね~。
> 本当に立派になって~、おばたん泣いちゃうわよ。

きゅんは体も心もぐんぐん成長する時期だものね。
日に日に募る桂木への熱い想いをどうすればいいのか…夜毎^^もてあましていたことでしょう~~♪
ホント、あの小僧(笑)があんな立派な俺様になるなんて…やはり血筋は争えませんね。
どんどん桂木にふさわしい男になってきて…かちゅ♪嫉妬メラメラです~~!!!(いやホントに)

> 何気にこのお話の西園寺が好きです。
> 正直もっと暁人をいじめて欲しかったな♪
> それを陰で見ている桂木…。←ちょっと怖い。

気に入っていただけて嬉しいです、わおわお♪
綺麗だけどちょっと意地悪な西園寺様が書きたかったの。
えっ、なぬ?もっときゅんをいじめて?!
しかもそれを陰で見守る桂木って…!

それ、ダークな感じでいいかも~~~♪(笑)
ちょっと考えてみます…。
てか、ロミオ。さんも書いてくださいな~。(←おねだりおねだり)
ダークで耽美なめくるめく世界…なんちゃって^^

コメントありがとうございました♪
2011/07/03(Sun) 21:21 | lisa♪ #- [Edit
<暁生さんへ☆
こんばんは~。早速遊びに遊びに来てくださってありがとうございます♪

> いやあ♪萌え萌えです゜+。(*′∇`)。+゜重之×若い暁人大いにありですね!重之様と桂木を花に例えるのも超素敵でした(´∀`)♪♪

たまには違うCPも新鮮でいいかも~♪って思いました。
ウブな暁人きゅんが大ピンチ!というシチュが書いてみたかったり。
重之様がどんどん悪役(笑)になっちゃいそうです~~。
重之様は華美な花で、桂木は地味だけど凛とした花…のイメージです。
喜んでいただけて嬉しいなぁ♪

> それから今回ばかりは私的には意外な萌えだったこともあり、桂木の登場に舌打ちしちゃいました^ロ^;それかこのまま桂木が頂いちゃっても(笑)

爆笑~~!
桂木もっと遅く登場させればよかったですね…。
え?桂木が頂いちゃう?!
わおわお、実は教育係の桂木が初心なきゅんに手を出していたとは…
想像しただけで、萌え~~♪

> あのう彩香さん…3Pおねだりしても良かとですか(涎)?!

うひょうひょ♪3p、おいしすぎる~~。
でも書いたことないです。初挑戦なるか?(笑)
むしろ暁生さんの素敵な絵で拝ませていただきたいです♪
2011/07/03(Sun) 21:30 | lisa♪ #- [Edit

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昼は社会人、夜はハードなBL星人です。
無理矢理が大好物なドS属性。
濃ゆくて切ないBL小説が書きたいの。
現在、Hidaka Shoko先生のBLコミック『憂○○朝』に萌え暴走&妄想&二次創作中です。
桂木が好き過ぎて困る。
誰か止めて…笑

lisaの萌えブログ「BL萌え的生活」へはリンクから飛べます^^


Author: れん
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