06
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
< >
--.--.-- *--*

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2011.07.10 *Sun*

誘惑。その1

P1010062_convert_20110710120053.jpg

嫉妬。」の続編的なお話です。
前回、ダークな重之様に「オカワリ」のリクをいただけて、調子に乗っちゃいました^^;←単純。
3P…は力不足かもですが、汗、えろちっく&シリアスダーク路線でイってみたいと思います。

「嫉妬。」のしばらく後。
アキヒト一人称SS
一人えっちを覚えたてのオコチャマの頃です。

♂×♂の表現含みます。うっかりこちらに迷いこんでしまった方は、お気をつけくださいませ。

R18につき、大人の貴女、クリックプリーズです♪
僕は、それまで自分がこんなに自虐的だとは、思ってもみなかった。

ひょっとしたら一生気づかずにいられたかもしれない。

自分の心の奥底に、こんな暗い部分が潜んでいたとは――。

そう、重之様さえいなければ――。

彼は僕の心に潜む悪魔を目覚めさせたのだ。
重之様が久世家の屋敷を訪れるのは、まるで狙いすましたかのように、僕が在宅している時だった。
そして、決まって昼間から人払いをして、桂木と二人して客室にこもるのだ。

重之様は客室の扉を閉める前に、思わせぶりに僕の方をちらりと見るのを忘れない。
僕はわざと気づかぬふりをするが、重之様にはばれている。
重之様はわかっているというふうに薄く笑うと、桂木の肩を抱いて客室へと消え、厚い木製の扉をピタリと閉ざすのだ。

だが、僕は知っている。
禁断の扉には、決して鍵がかけられていないということを――。

☆        ☆

厚いビロードのカーテンを閉め切った室内は、ベッドの枕元のランプの明かりだけなので、昼間なのに薄暗い。
ベッドの上の人影が、ランプの明かりに照らされて、ぼんやりと見える程度だ。

だが、その薄闇の中で、僕は先ほどから物陰にうずくまり、じっと息を殺していた。
ベッドの上で起こっているできごとを何一つもらすまいと、猫のように目を見開いて。

僕はこの部屋で、何が行われているかよくわかっている。
ここでじっと身を潜めて、盗み見るのは初めてではないからだ。

もう何度目だろうか。
重之様の悪魔のような誘惑に身をゆだねるのは――。

だが、何度罪を重ねても、僕は毎度、初心な子供のようにドキドキする。

実際、僕はまだ初心な子供なのだ。
日々、膨れ上がる欲望をもてあますだけの子供。

僕の心臓は、早鐘のように鳴り響いている。
肌寒いにもかかわらず、緊張で手のひらはびっしょり汗ばんでいる。
僕は固唾を呑み、全身を耳にしていた。

「…っ…ん…」
「…桂木、もっと声…出せよ…」

シーツの衣擦れと湿った音。
押し殺したような、桂木の甘い吐息――。

重之様の、意外と筋肉のついたたくましい背中に、桂木のほっそりとした白い腕が絡みつく。
二人の下半身は、シーツに隠れて見えないが、ぴったりと重なり合っているに違いない。
子供の僕の目には、妖しく絡み合う二匹の蛇のように見えた。

重之様の激しい動きに合わせて、桂木の上体が揺れてシーツに擦れる。

桂木の上気した顔が、快楽に歪んでいるのを見て、僕の胸にどす黒い嫉妬が渦巻く。

いつもの取り澄ました家令の顔からは、想像もできないような色っぽい表情。
決して子供の僕の前では見せない大人の顔――。

「…あっ…んふっ…」
「…桂木…気持ちいいかい…」
「…や…あぁっ…ふっ…」

下半身がかっと熱くなる。
僕はしゃがんだまま、ごそごそと前をくつろげると、早くもいきりたったモノを褌の隙間から取り出した。
桂木を求めて、切なく疼くそこを激しく扱く。

「桂木…かつらぎ……あっ…」
僕は思わず声を上げていたが、扱く手はもう止まらない。
ベッドの上で重之様に組み敷かれ、激しく犯される桂木を見詰めながら、狂ったように自分を慰めていた。
僕は妄想の中で重之様になり、桂木を犯していた。

桂木が細く高い声を上げて果てるのと同時に、僕も手のひらに快楽を吐き出した。

そして、しばらく呆然としたあと、物陰に身を潜めたまま、荒い息を整えた。

全身を包む快楽がすっと引いたあと、いつものように胸に罪悪感と虚しさがじわりと広がる。

――結局、僕も重之様と同じじゃないか。

桂木を抱きたい――。
思う存分好きにして、あんな色っぽい声で啼かせてみたい――。

でも、こんな汚らわしい欲望を抱いていることを、絶対に桂木に知られたくない。

だって僕の望みは、体だけの虚しい関係ではないのだから。

いつか桂木に認められて、肩を並べて歩きたい。

桂木に認められるような立派な大人になって、
――そして優しく抱きたいんだ。

そう、だから僕は重之様とは違う。
絶対に――。

僕はのろのろと立ち上がった。
そしていつものように、こっそりと部屋を立ち去ろうとしたとき、背後からふいに呼び止められてぎょっとした。

☆つづく☆
スポンサーサイト

COMMENT

りささ~~~~~~~~~ん。
あざ~~~~~~~~~~~~~っす。

もうね、身悶えちゃいました~~~。
そうね、暁人も健全な男の子。
そりゃ、性のはけ口が欲しいですよね。

もう、背徳感満載で、読んでるこっちがドキドキしちゃいました。
私も暁人の隣で、重之と桂木の営みを見ながら、横の暁人の自慰をニヤニヤしながら眺めたいわ~←HENTAI(*`艸´)ウシシシ

本当に素晴らしい~~~~~~。
暁人のやるせない思いがすっごく感じられました。
切ない~~~。

暁人が覗き見てるの、桂木も気づいてそうだわ。
桂木も、重之も、暁人もそれぞれダークな感じ満載で、今後の展開が凄く楽しみだわ。

りささん大好き~~~。

早めに続きお願しま~す。
2011/07/10(Sun) 20:50 | ロミオ。 #- [Edit
<ロミオ。さん♪
ロミオ。さ~~ん、こんばんは~~~。
早速読んでくださって、うれしいっす~~~~!

> もうね、身悶えちゃいました~~~。
> そうね、暁人も健全な男の子。
> そりゃ、性のはけ口が欲しいですよね。

わおわお、ロミオ。さんに身悶えていただければ本望です♪
日増しに募る、桂木へのイケナイ欲望をもてあます暁人きゅん…まさしく健全な男の子の姿ですね!(え?)

> もう、背徳感満載で、読んでるこっちがドキドキしちゃいました。
> 私も暁人の隣で、重之と桂木の営みを見ながら、横の暁人の自慰をニヤニヤしながら眺めたいわ~←HENTAI(*`艸´)ウシシシ

私もその横でニヤニヤしたいです~~~♪←やっぱりHENTAI^^
でもでも、やられちゃってる桂木を見ながらやっちゃう(意味不明、笑)暁人は、本当にイケナイ子だわ。
お尻ペンペンしなきゃ!

> 本当に素晴らしい~~~~~~。
> 暁人のやるせない思いがすっごく感じられました。
> 切ない~~~。

わおわお、ありがとうございます♪
背徳感&切なさを感じてもらえれば、ダークシリアス大成功っす←いきなり真行寺^^;

> 暁人が覗き見てるの、桂木も気づいてそうだわ。
> 桂木も、重之も、暁人もそれぞれダークな感じ満載で、今後の展開が凄く楽しみだわ。

桂木はしたたかですもんね~~。
暁人も重之も、手玉にとられて転がされるのがオチかも…最後に笑うのは誰なのか。
次回も、ますますダークでえろちっくにイキたいと思います♪
仕事休んで妄想したいわ…涙

ロミオ。さんもまたお時間のあるときに、妄想プリーズです!(おねだりおねだり)
2011/07/10(Sun) 21:40 | lisa #- [Edit
ありがとう!そしてありがとう!
もう!朝から何回伺ってるんだろう…(愛)

暁人の十代特有の潔癖さと目覚めたての性への関心、重之さまを介して桂木を抱く妄想なんが特に秀逸でした゜+。(*′∇`)。+

情事を隠れ見、暁人さまも粘着質だし(笑)裏設定として日高先生達の中に本当にありそうです(*^□^*)

lisaさんの重之さまってノーブルな雰囲気プンプンで素敵だし、ダーク暁人も素晴らし過ぎてごろんごろんですよ!

口からなんか出そうです…なんか出てしまう前におかわりを………はあはあ(_´Д`)ノ~~
ありがとうそしてありがとう
2011/07/11(Mon) 12:54 | 暁生 #- [Edit
<暁生さん♪
こんばんは~。コメントありがとうございます♪

> もう!朝から何回伺ってるんだろう…(愛)

わおわお、いつでもいらしてくださいね~♪

> 暁人の十代特有の潔癖さと目覚めたての性への関心、重之さまを介して桂木を抱く妄想なんが特に秀逸でした゜+。(*′∇`)。+

ありがとうございます(照)
ウブな暁人様が桂木への想いをもてあまして悶々…みたいなお話が書いてみたかったの^^

> 情事を隠れ見、暁人さまも粘着質だし(笑)裏設定として日高先生達の中に本当にありそうです(*^□^*)

えへへ、確かに~~暁人サマって意外と粘着質(笑)かもですね。
桂木のほうが案外、サラっと淡白だったりして^^

> lisaさんの重之さまってノーブルな雰囲気プンプンで素敵だし、ダーク暁人も素晴らし過ぎてごろんごろんですよ!

どうもありがとうございます~。
りさも頑張ってごろんごろんして続きを妄想します(笑)

> 口からなんか出そうです…なんか出てしまう前におかわりを………はあはあ(_´Д`)ノ~~
> ありがとうそしてありがとう

わおわお♪口からなにか出る前に(笑)続きがUPできるといいのですが~~。
頑張ります~~。
2011/07/11(Mon) 21:36 | lisa #- [Edit

Comment Form


秘密にする
 


TRACKBACK

TrackBack List


インフォメーション

彩香とれんの萌え満載のBL二次創作小説ブログです♪
れんによる『えれなさんのBL小説スレイヴァー○』シリーズの二次創作SS☆
現在、彩香による『ShokoさんのBLコミック○○な朝』18禁二次創作SS更新中♪いずれの作品も原作・版元には一切関係のない個人の創作になります。了承の上お楽しみくださいませ。



プロフィール

lisa

Author:lisa

レンタルサーバー


Author:lisa
昼は社会人、夜はハードなBL星人です。
無理矢理が大好物なドS属性。
濃ゆくて切ないBL小説が書きたいの。
現在、Hidaka Shoko先生のBLコミック『憂○○朝』に萌え暴走&妄想&二次創作中です。
桂木が好き過ぎて困る。
誰か止めて…笑

lisaの萌えブログ「BL萌え的生活」へはリンクから飛べます^^


Author: れん
Elena先生のBL小説「ス○○○ーズシリーズ」の二次創作担当です。
甘い柊一さまと冴木をお楽しみくださいませ。
にほんブログ村 小説ブログ BL小説へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ
創作検索ぴあすねっとNAVI
yu_asa
憂鬱な朝2


title="駄文同盟.com 【全創作系個人サイト検索エンジン!】">
駄文同盟.com









FC2ブックマーク





カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -



FC2カウンター



全記事表示リンク

全ての記事を表示する



Book Mark !



フリーエリア



フリーエリア



フリーエリア



ブログ内検索









QRコード

QRコード



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



Copyright © BL創作小説さくらのはな All Rights Reserved.
テンプレート配布者: サリイ   素材: ふるるか  ・・・ 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。