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2011.08.07 *Sun*

誘惑。その7(最終回)

P1010069_convert_20110807230043.jpg

誘惑。その6」の続きです。

今回で最終回です。(やっと?汗)

R18に始まり、R18で終わります。
長いです。

大人の貴女、クリックプリーズです。
「ああ…桂木…お前って…やっぱり最高だ…」

重之様は息を乱し、桂木の上でぐったりと肢体を投げ出したまま、うっとりと言った。
薔薇色の頬は快楽の名残をとどめ、ゆるやかに波打った茶髪が、秀でた額に汗でまとわりついている。

イッたばかりの彼の全身からは、退廃的な匂いが漂っていた。
認めたくはないいが、情事の後のけだるげな彼は、とりわけ美しかった。
僕の胸が、嫉妬の炎でちりちりとする。

「桂木、お前も、心ゆくまで楽しんだんじゃないか?いつもより興が乗ってたようだな」
「……」
重之様のささやかな嫌味に、桂木はうるさげに美しい眉根を寄せただけだった。

「ふふ、お前は相変わらず取り澄ましているな…さっきまであんなに…」
重之様は自分のことはすっかり棚に上げて、含み笑いを漏らす。
だが、相変わらず反応のない桂木に焦れたのか、今度は矛先を僕に向けてきた。

「おちびちゃん、とりあえず君にはおめでとうと言っておかなくちゃね。憧れの教育係に筆下ろしをしてもらえるなんて、そうざらにはないことだからね」
嫌味たっぷりに”憧れの教育係”を強調する。
僕が怒りで顔を赤くし、反論できずに唇を震わせていると、重之様はますます調子づいた。

「大好きな桂木の味はどうだった?一度味わったら忘れられなくなっただろう?」
「……」
「まだ足りないんだね。もっと桂木が欲しいんだろう?可哀想に、まだソコをそんなにして……」
にやにやしながら、ちらりと僕を一瞥する。

僕の分身は、まだ桂木を求めて股間で切なくうずいていた。
隠しようのない証拠を指摘された僕は、羞恥に赤面し、股間を両手で覆う。

「元気でいいね」
重之様はくすくす笑った。

「桂木に慰めてもらうといいよ。彼の唇は最高だ。こっちはまだ味わってないんだろう?
……それとも僕も、味見をさせてもらおうか」
「あっ」
重之様にいきなり手首をつかまれた僕は、抵抗する間もなく引き寄せられる。

「ひっ」
すでに張りつめていたものを口に含まれ、僕は情けない声をあげた。

「あっ…あぁっ…んんっ…」
舌で敏感なくびれをチロチロと嬲られる。
下肢に痺れるような快感が走り、腰が砕けそうになる。
重之様の頭を引き離そうとするが、がっちりと腰をつかまれ、逃げることも適わない。

「いやっ…んんっ…ううんっ…」
重之様の舌先が、僕の弱い部分を執拗に攻め立てる。
僕は羞恥で真っ赤になりながら、いやいやをするように首を振った。
だが、目がくらむような快感に、何がなんだかわからなくなってくる。

僕は重之様の柔らかい髪をつかみ、腰を激しく打ちつけて身悶えた。

「…あっ…あぁっ…んふ…っ…」

桂木に見られている――。
重之様の舌先に翻弄され、狂態をさらす姿を――。

ほの暗い悦びが、僕の胸の奥に灯る。

「あぁんっ…」

次の瞬間、僕は熱い飛沫を放っていた。

「あ……」
呆然とする僕の目の前で、重之様が満足そうに唇の両端をあげた。

「ずいぶん濃いね。あんなに出したばかりなのに……」
ふふっと意地悪な重之様が笑う。
僕は羞恥と惨めさで、泣きそうになった。

泣いてはだめだ……。
こんな奴のためにみっともない姿をさらすなんて、死んでも嫌だ……。

だが、目から熱い涙がポロポロこぼれてくる。

「重之様!いい加減になさってください」
桂木がぴしゃりと言った。

「ご承知でしょうが、暁人様はまだ成人前の子供なのです。これ以上、大人の悪ふざけに巻き込むのはおやめいただきたい。こんなことが万一世間に漏れたら、醜聞になります。そうなったらあなたのお父上も――」
「わかった、わかった。相変わらずお堅くてつれない男だな、お前は」
重之様はわざとらしくため息をついた。

「お前とはもう何度も……少しは情ってものが沸かないのか?」
重之様はゆっくりと上半身を起こすと、仰向けに寝ている桂木の白い胸に頬ずりした。
「なあ、桂木……」
「いけません、重之様」

桂木はつれなく重之の体を引き離すと、さっさとベッドから立ち上がった。
そして、あちこちに脱ぎ散らかした衣服を、手際よく身につけはじめる。

「重之様、あなたもこんなところで油を売っている場合ではないのではありませんか?今夜はお父上のお誕生日のパーティーなのでしょう」
「あっ、ああ」
重之が慌しく帰宅すると、僕は桂木と二人きりで居間に取り残された。

沈黙が痛い。
気まずさのあまり、僕はどうしていいかわからず、ベッドの脇でもじもじするばかりだった。

「……」
「暁人様」

桂木の声は氷のように冷ややかだ。
相当怒っている。
当たり前だ。

僕は桂木の目を見ることができず、毛足の長い絨毯に視線を落していた。

「私はあなたに失望しました」
桂木のひとことが僕の胸を切り裂いた。

「私たちの間にはそれなりの信頼関係があったはずです。それをあなたは、一時の欲望に負けて、浅はかな行為で台無しになさったのですから」
桂木のひとことひとことが、僕の胸に突き刺さる。

「桂木……ごめんなさい」
僕の目から大粒の涙が零れ落ちる。
涙が止まらなくなって、僕はしゃくりあげた。
涙がぽたぽたと海の色の絨毯に吸い込まれていく。

「―――よろしいですか暁人様。本日のことは悪い夢でも見たと思って全部お忘れください。そして、もう二度と大人の世界に足を突っ込んではなりません。あなたは私とは違うのです。まっすぐ前を向いて歩いていっていただきたいのです。重之様のように堕落した人生を送りたいのですか?」
「…ぼく…ぼくは…」
「前にも言ったはずですが、もう二度と重之様と公の場以外で会われませんように。あの男は危険すぎます」
「え?」
「おわかりにならなかったのですか?あの男はあなたに不適切な興味を抱いてしまったようです。本日は幸い私がいたので大事には至りませんでしたが、次回はどうなっても、もう知りませんよ」
「桂木……」
僕は怖くなって、真っ青になった。

「とにかく……痛い目に遭いたくなければ、重之様とはけっして二人きりにならないように気をつけることですね。大人を本気で怒らせると怖いんですよ」
「…う、うん、わかった」

やはりまだまだ子供だな――。
獣性剥き出しで、迫ってこられたときは本気で焦ったが……。
桂木は内心安堵の息をもらした。

やりたい盛りの暁人きゅんも、やられるのは、やはり怖いのだった。
がんばれ、暁人きゅん。
立派な攻め道をまっすぐに歩いていくのだ。

☆おしまい☆

あれれ、最後にびみょーにコメディーになっちゃった。(やっぱり?汗)
長い間おつきあいいただき、ありがとうございました。
強引にまとめちゃった感じでスミマセン…。

次回は久々に、大人暁人が桂木をいたぶる(じゃなくて、可愛がる)的なお話を書きたいです^^
今回、桂木を啼かせ足りなかったのが心残りで…涙(オイ)
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COMMENT

いや~~~ん、もう終わっちゃたの~。
永遠に3人が受け、攻めになり絡んでればいいのに~。残念だわ~(泣)
重之様のエロさが素敵すぎて、重之様のファンになっちゃいそうだわ。本家ではへタレ
キャラだけど、ここでは結構やるわねっ!!暁人も桂木も翻弄させたって、素晴らしかった~。
桂木はことが終わってから、重之を制してたけど、桂木も秘かにノリノリだったのかしら?
最後は、素直に桂木の意見を聞いちゃう暁人は、桂木の手のひらで踊らされてるのね。
私も桂木の上で…
いやいや、手のひらで踊らされたいわ~。
りささんのエチな妄想に大満足~。
夜な夜な読みに来ちゃうわよ。
次回作もエチ満載なのかしら?
激しく楽しみで~す。
わ~~い。
2011/08/08(Mon) 07:22 | ロミオ。 #- [Edit
<ロミオ。さんへ♪
こんばんは~~。いつもコメントありがとうございます!!

> いや~~~ん、もう終わっちゃたの~。
> 永遠に3人が受け、攻めになり絡んでればいいのに~。残念だわ~(泣)

あの3人、ほっといたらホントに永遠に絡んでそうなので(笑)ちょっと強引に終わらせちゃったんだけど、そんなに残念がってくださるなら、もっと絡めてても良かったかも…汗
またそのうち、重之様をキャスト(笑)にお迎えしますね^^

> 重之様のエロさが素敵すぎて、重之様のファンになっちゃいそうだわ。本家ではへタレ
> キャラだけど、ここでは結構やるわねっ!!暁人も桂木も翻弄させたって、素晴らしかった~。

ありがとうございます~重之様に代わってお礼を言います^^
本家ではヘタレすぎてもったいないですよね。
桂木の言いなりになってあんなにあっさり嫁をもらっちゃうなんて、BL的にもったいなすぎると思うの…涎
CDの重之様は、ちょっと妖しい雰囲気かもし出しててかなり好きです~~。
りさの中では、あのイメージなんです^^

> 桂木はことが終わってから、重之を制してたけど、桂木も秘かにノリノリだったのかしら?

さすがロミオ。さん、ソコにつっこまれますね(笑)
ええ、桂木は、不感症みたいな顔して(オイ)実はとっても…^^

> 最後は、素直に桂木の意見を聞いちゃう暁人は、桂木の手のひらで踊らされてるのね。
> 私も桂木の上で…
> いやいや、手のひらで踊らされたいわ~。

ロミオ。さん、ホントに手のひらでいいんですか~~?わおわお♪
暁人きゅんは桂木に怒られると、素直に謝っちゃうんです。すぐ泣くし…。
でもやるときゃやる!男の子だもん♪(笑)

> りささんのエチな妄想に大満足~。
> 夜な夜な読みに来ちゃうわよ。
> 次回作もエチ満載なのかしら?
> 激しく楽しみで~す。
> わ~~い。

満足していただけて、頑張って妄想した甲斐がありましたよ~^^
夜な夜な読んでくださいまし~~。
次回は、ロミオ。さんの新作に刺激されて桂木をいたぶ…じゃなくて、笑、たっぷり可愛がってあげたくなりました。S心(笑)全開で頑張ります~!(オイオイ)
ロミオ。さんも妄想ヨロシクです~♪小屋で待ってます^^
2011/08/08(Mon) 21:55 | lisa #- [Edit

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lisa

Author:lisa

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Author:lisa
昼は社会人、夜はハードなBL星人です。
無理矢理が大好物なドS属性。
濃ゆくて切ないBL小説が書きたいの。
現在、Hidaka Shoko先生のBLコミック『憂○○朝』に萌え暴走&妄想&二次創作中です。
桂木が好き過ぎて困る。
誰か止めて…笑

lisaの萌えブログ「BL萌え的生活」へはリンクから飛べます^^


Author: れん
Elena先生のBL小説「ス○○○ーズシリーズ」の二次創作担当です。
甘い柊一さまと冴木をお楽しみくださいませ。
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